nkf 2.0.4 は、こんな感じにしようと思います。 コードとしては、既に CVS 上のソースには入っています。 これで少し様子を見て、リリースとしたいと思います。 (1) 機種依存文字もテーブルを持つ 2.0.2 では、euc の「機種依存文字」といわれていた部分は、意図的 にテーブルから除いていたのですが、そこらへんもテーブルに入れる ようにしました。 (2) Shift_JIS の、EUC-JP に変換できない範囲を同値な文字に変換 Shift_JIS の FAxx-FCxx の範囲の文字は、普通の変換式では変換で きないので、CP932.TXT のテーブル上で同じ値をとる文字に読み換え ます。 デフォルトでこの動作をします。 無効にするには、--no-cp932 を付けます。 (3) UTF-16 の BOM を自動判別 BOM が付いた入力ならば、-W16 を付けなくても自動判別して変換する ようにしました。 (4) --numchar-input オプション mhonarc など、日本語を UTF-16 の &#....; のパターンで出力する ものを変換します。 (5) --exec-in --exec-out nkf -e --exec-in cmd args... とやると、cmd の出力を nkf の入力とします。 nkf -e --exec-out cmd args... とやると、nkf の出力を cmd の入力とします。 (6) perl module nkf_continue: オプション、自動判別の状態などを引き継いで変換 inputcode: 自動判別結果の文字コードを返す を追加します。 (7) MIME decode charset の値で指定されるコードを判定時に優先するようにしました