Server/Client Framework for .NET
フレームワーク本体 導入手順

概要

これはTERASOLUNA Server/Client Framework for .NETの開発プロジェクトを導入する手順書です。
開発プロジェクトを導入することにより、フレームワークの拡張を行うことができます。

前提条件

導入環境には、あらかじめ以下のものが用意されている必要があります。

Visual Studio 2005の場合

  • Microsoft Visual Studio 2005 Team Edition for Software Developers
  • .NET Framework 2.0、.NET Framework 2.0 SP1、または.NET Framework 2.0 SP2
  • WebAPサーバ:IIS 6.0(TERASOLUNA Server Framework for .NETを利用する場合)

Visual Studio 2008の場合

  • Microsoft Visual Studio Team System 2008 Development Edition
  • .NET Framework 2.0 SP2、または.NET Framework 3.5 SP1
  • WebAPサーバ:IIS 6.0(TERASOLUNA Server Framework for .NETを利用する場合)

併記されているバージョンを元に動作確認を行っていますが、このバージョン以外の環境での動作を制限するものではありません。
また、これらのインストール及び設定の手順については、別途Web上の利用ガイド等を参照してください。

なお、TERASOLUNA Server/Client Framework for .NETが提供する入力値検証機能では、内部でEnterprise Library 3.1を利用しています。以下に、Enterprise Library 3.1の導入手順を示します。

Enterprise Library 3.1の導入

  1. Enterprise Library 3.1にアクセスし、Enterprise Library 3.1をダウンロードします。Enterprise Library 3.1の詳細については、patterns & practices Enterprise Libraryを参照してください。
  2. ダウンロードしたEnterprise Library May 2007.msiを実行し、Enterprise Library 3.1をインストールします。

プロジェクトのインポート

  1. terasoluna-server-client4n-projects_(バージョン番号).zipを任意のフォルダに展開します。
  2. 展開して得られたTERASOLUNA.slnを実行します。

Enterprise Library 3.1への参照の追加

TERASOLUNA.slnに属する以下のプロジェクトにて、Enterprise Library 3.1への参照を追加します。

Commonプロジェクト

  1. 「ソリューション エクスプローラ」にて「Commonプロジェクト」のノードを展開します。「参照設定」のノードを右クリックし、「参照の追加」を選択します。
  2. 「.NET」タブにて、以下のコンポーネントを選択し、「OK」をクリックします。
  • Enterprise Library Shared Library
  • Enterprise Library Validation Application Block

CommonUTプロジェクト

  1. 「ソリューション エクスプローラ」にて「CommonUTプロジェクト」のノードを展開します。「参照設定」のノードを右クリックし、「参照の追加」を選択します。
  2. 「.NET」タブにて、以下のコンポーネントを選択し、「OK」をクリックします。
  • Enterprise Library Shared Library
  • Enterprise Library Validation Application Block