From kondo.hideaki @ oss.ntt.co.jp Wed Dec 5 10:11:07 2007 From: kondo.hideaki @ oss.ntt.co.jp (Hideaki Kondo) Date: Wed, 05 Dec 2007 10:11:07 +0900 Subject: [Ultramonkey-l7-develop 105] =?iso-2022-jp?b?VU0tTDcobDd2c2QpGyRCJEskKiQxJGslUSUxJUMlSEF3GyhC?= =?iso-2022-jp?b?GyRCPHU/LiViITwlSUEqQnI1IUc9RHMwRiRLJEQkJCRGGyhC?= Message-ID: <20071205090716.D717.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> UM-L7開発MLの皆様 近藤と申します。 お疲れ様です。 現在、UM-L7の機能拡張開発ネタが色々と議論されて おりますが、一点追加提案があります。 最新のUM-L7(Ver.1.0.0)のパケット送受信処理では、 epollを用いたノンブロッキングモードで動作するように なっておりますが、基本的に一つのCPUを100%消費する 実装仕様となっているようです。 昨今の状況を考えますと、マルチコアCPUが当たり前に なってきており、マルチコアCPUやマルチCPUを搭載した マシンではそれほど気になるものではありませんが、 まだ存在する1コア1CPUのマシンでは影響がありますし、 UM-L7以外に複数のアプリケーションを同一LBマシン上で 動作させたい場合にも影響を受けます。 SSLなど重たい処理をソフトウェア(CPU)で行なう場合など には特に影響を受けやすく、当面は出来るだけCPUリソースを 効率利用することも考慮しておくことが重要ではないかと 考えます。 そこで提案ですが、l7vsdにモードを3つくらい(CPU使用率 とトレードオフで高速・中速・低速(仮名)など)用意し、 高速モードはノンブロッキングモード(ウエイトなし:現実装)、 中速モードはノンブロッキングモード(ウエイトあり:usleepなど パケット受信がReadyでなければわずかなウエイトを入れる)、 低速モードはブロッキングモードで動作させるなどして、 ユーザが利用形態に合わせて柔軟にモードを選択できるように しませんかというものです。 是非ご検討の程よろしくお願いします。 -- Hideaki Kondo(近藤 秀明) From kondo.hideaki @ oss.ntt.co.jp Wed Dec 5 12:22:58 2007 From: kondo.hideaki @ oss.ntt.co.jp (Hideaki Kondo) Date: Wed, 05 Dec 2007 12:22:58 +0900 Subject: [Ultramonkey-l7-develop 106] Re: =?iso-2022-jp?b?VU0tTDcobDd2c2QpGyRCJEskKiQxJGslUSUxJUMbKEI=?= =?iso-2022-jp?b?GyRCJUhBdzx1Py4lYiE8JUlBKkJyNSFHPURzMEYkSyREJCQkRhsoQg==?= In-Reply-To: <20071205090716.D717.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> References: <20071205090716.D717.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> Message-ID: <20071205122109.D71F.KONDO.HIDEAKI@oss.ntt.co.jp> 近藤です。 お疲れ様です。 自己コメントです。 すみません。提案内容が誰かにお任せみたいになって しまいましたが、主旨は自分自身も含めて開発コミュニティで 議論や意見交換等させていただき、今後のUM-L7機能拡充に 盛り込んでいけるよう皆様にもご協力いただきたいという 意味で書かせていただきました。 本件提案につきまして、何かご意見やコメント等がございましたら よろしくお願いします。 On Wed, 05 Dec 2007 10:11:07 +0900 Hideaki Kondo wrote: > > UM-L7開発MLの皆様 > > 近藤と申します。 > お疲れ様です。 > > 現在、UM-L7の機能拡張開発ネタが色々と議論されて > おりますが、一点追加提案があります。 > > 最新のUM-L7(Ver.1.0.0)のパケット送受信処理では、 > epollを用いたノンブロッキングモードで動作するように > なっておりますが、基本的に一つのCPUを100%消費する > 実装仕様となっているようです。 > > 昨今の状況を考えますと、マルチコアCPUが当たり前に > なってきており、マルチコアCPUやマルチCPUを搭載した > マシンではそれほど気になるものではありませんが、 > まだ存在する1コア1CPUのマシンでは影響がありますし、 > UM-L7以外に複数のアプリケーションを同一LBマシン上で > 動作させたい場合にも影響を受けます。 > > SSLなど重たい処理をソフトウェア(CPU)で行なう場合など > には特に影響を受けやすく、当面は出来るだけCPUリソースを > 効率利用することも考慮しておくことが重要ではないかと > 考えます。 > > そこで提案ですが、l7vsdにモードを3つくらい(CPU使用率 > とトレードオフで高速・中速・低速(仮名)など)用意し、 > 高速モードはノンブロッキングモード(ウエイトなし:現実装)、 > 中速モードはノンブロッキングモード(ウエイトあり:usleepなど > パケット受信がReadyでなければわずかなウエイトを入れる)、 > 低速モードはブロッキングモードで動作させるなどして、 > ユーザが利用形態に合わせて柔軟にモードを選択できるように > しませんかというものです。 > > 是非ご検討の程よろしくお願いします。 > -- > Hideaki Kondo(近藤 秀明) > 以上よろしくお願いします。 -- Hideaki Kondo(近藤 秀明)