Etsushi Kato
ekato****@ees*****
2004年 2月 10日 (火) 16:23:05 JST
はじめまして、加藤といいます。 以前から gtk2 の上で uim-skk を使うことがありましたが、XIM も uim-xim に移行しようかなと uim-0.2.8 を試してみました。 Mac OS X 10.3 の X Window 上で使うという、少し(?)特殊な環境なのですが、いくつか問題がありました。 まず gnome2 のパネルで uim-helper-applet を動かしても、表示が "?" のままで変化してくれません。 これには二つ(?)問題があるようで、一つは uim-helper-client.c の uim_helper_init_client_fd() の中での、fst.st_uid != getuid() のチェックでひっかかってしまうという点です。Mac OS X では fst.st_uid が 0 になっていました。とりあえず、いまのところチェックを外して動かしています。 もう一つは、uim-helper-server が execlep() で呼び出されるとなぜだかすぐにクラッシュしてしまうようです。手動で先に動かしておくと特に問題なく動くようなので、ちょっとよくわかりません。 このように uim-helper-client.c の変更と、uim-helper-server を先に動かしておくということをすれば、いちおう Mac OS X でも uim-helper-applet の表示がされるようになりました。 あと uim-xim についてですが、Mac OS X では canddisp.cpp の fflush() によって SIGPIPE で uim-xim が落ちてしまうようです。uim-xim の main() に SIGPIPE を無視するようにコードを追加していただけるとありがたいです。 Linux でも使ってみましたが、こちらでは何も問題なく使えています。 それでは、開発がんばってください。 -- Etsushi Kato ekato****@ees*****