Etsushi Kato
ekato****@ees*****
2004年 11月 11日 (木) 19:01:16 JST
加藤です。 On Thu, Nov 11, 2004 at 04:04:13AM +0900, TOKUNAGA Hiroyuki <tkng****@xem*****> wrote: > > さきほど uim の日本語 wiki を見ていましたら、uim-xim 0.4.5 で Tcl/Tk > > を使ったアプリで入力できないという報告に気づきました。 > > > > この問題は Tcl/Tk の XIM 実装の問題なので、scim の X11 frontend や > > ATOKX などでも生じるかもしれません。 > > > > とりあえず、svn repository のものでは --fullsync というオプションを起 > > 動時に与えると、Tcl/Tk でも入力できるようにしておきました。 > > いちおう、0.4.5 向けにもパッチを添付しておきます。 > > > > full-synchronous method と、on-demand-synchronous method のどちらをデ > > フォルトにすべきか、意見がありましたらどうぞよろしくお願いします。 > > full-synchronous methodにする事による不具合があるのでしょうか?なけれ > ばfull-synchronous methodをデフォルトにした方がいいかなと思うのですが。 Xlib をいじってなければ、full-sync で問題ないと思います。といっても、 こちらでも全ての、XIM Client を試したわけではありません。 簡単に言うと、full-sync だと、kinput2 や skkinput2 と同じ挙動になるは ずで、これらで動かない client が有るとすると、そこで問題になるかもしれ ません。on-demand-sync に比べてパケットが多くなりますが、今どきのコン ピュータでは問題ないと思います。 on-demand-sync だと、IMdkit を使っている XIM Server (SCIM など) と同じ 挙動になり、例えば Tcl/TK で入力できなくなってしまいます。 0.4.5 では、テストの為に SCIM と同じ挙動にしてみたのですが、Tcl/TK で 動かないようなので (普段使うことが無いのでまったく気がついていませんで した…)、0.4.6 では、デフォルトで full-sync にしておきましょう。 -- Etsushi Kato ekato****@ees*****