Complete Walker はLinux上でディレクトリ/ファイル操作を手早くするために作成されました。 また、操作を手早くするために”vi”の操作に似せて操作するようになっています。 ディレクトリのツリー表示やFTPクライアント、バージョン管理ツールとして利用することも出来ます。 また、本プログラムは新しくC言語でWEB上のDBを操作する機能を追加しました。 新機能ではPostgreSQLだけに限定されますが、WEB上のDBをACCESSのサブフォームのように扱うことが出来ます。 また、今回cmsがバージョン3にアップグレードしたため、本プログラム名はComplete Walker Revision Administrator となりました。Eclipseによるインターネットでの分散開発が可能になりました。
【関連項目】 ecpg, postgreSQL
【CGIサンプルの使用方法】
PCにLinuxをインストールし、apache2を利用出来る環境にします。
postgreSQLデータベースもインストールします。(8.4が望ましい)ユーザDBを使用出来るように設定します。 createdbコマンドで任意の名前のデータベースを作成しておきます。(DB名はapschが最適)
psqlコマンドでDBを指定して以下のテーブルを作成します。($ psql apsch < create_nouka.sql)
以下のファイルはテーブルを作成するファイルです。SAMPLE2.tar.gzに含まれています。 create_hatake.sql create_nouka.sql create_sampukiroku.sql create_yakuzai_meishokubun.sql create_yakuzai_shiyoukijun.sql
psqlコマンドを起動し、テーブルに以下のファイルを格納します。 apsch=> \copy nouka from 'T_nouka.txt'
cwと関連するファイルをインストール(/usr/local/bin等へ)します。以下のファイルです。 以下のファイルはlocal-bin.tar.gzファイルに格納されています。 dtree dtree.root dtree.root.sh dtree.root_path dtree.root_path.sh dtree.sh dtree_path dtree_path.sh fconv.ksh
ホームディレクトリでSAMPLE2.tar.gzファイルを解凍します。
cwを起動します。
cwの画面からnouka.defをカーソルで選択し、Enterキーを押します。
aseの画面になりますので、その画面で'c'キーを押します。
自動的にnouka_Fetch.pgc等のファイルが全部で13個作成されます。
'q'キーでcwの画面に戻ります。
cwのカーソルをnouka_Fetch.pgcに移動します。
'e'キーでviでnouka_Fetch.pgcを開きます。
まず、strcpy(dbname,"apsch");の行にある"apsch"をお使いのDB名に変更します。
次に、★マークある行に行きます。(viで検索します)
NEXT、PREV、REWIND、FOERDとある行のfield00=%05dをfield=%08dと直します。
これでnouka_fetch.pgcの修正は終了です。保存して下さい。
次にcwの画面からnouka.pgcをviで開きます。
nouka.pgcの変更点は次の3つです。 2行目の#include "fgci_stdio.h"をコメントにします。 strcpy(dbname,"apsch");の行にある"apsch"をお使いのDB名に変更します。 178行目の/cgi-bin/nouka_Fetch.fcgiを実際に使用するディレクトリに変更します。
これで変更は終了です。
cwの画面に戻りカーソルをnouka.pgcに上に移動し、']'キーでコンパイルを実行します。
続いてnouka_Fetch.pgcも同じ方法でコンパイルしてください。
nouka.cgiとnouka_fetch.fcgiの2つのファイルが出来ました。
この2つのファイルを任意のcgi-binディレクトリにコピーします。 cwの画面でカーソルをコピーするファイルの上に移動し、'p'キーでコピー先のディレクトリを入力出来ます。
htmlファイルを作成し、<a href="http://サーバーアドレス/cgi-bin/nouka.cgi" target="main">メニュー</a>のように記述します。
以上でhtmlファイルから簡単なWEB-DB操作が出来ます。 もっと高機能の設計も出来ますが、その場合は cms3_UTF_Linux.tar.gz の最新版を解凍して参考にして下さい。
Debian 6.0 64bit 用の CWRA です。
このまま Debian 6.0 64bit の /home/cms ディレクトリに上書きしてインストールするだけで動作します。
※ ksh必須,ncurses必須,PostgreSQL+ecpg,FastCGI,Rubyがインストールされている必要があります。
Complete Walker Revision Administrator はC言語を利用したCGIプログラムの自動生成とデバッグログ出力/テスティング管理/差分管理/故障管理を行えます。
※CGI機能については現在α版を公開中です。α版ですので途中仕様変更される場合があります。
必要な環境は以下になります。
1)Linuxカーネル2.6.18以降
2)ncurses5.7以降(aseエディタがこのライブラリで作成されているため必須)
3)pdksh-5.2.14(cms差分管理システムがこのシェルで作成されているため必須)
4)apache2以降のバージョン
5)postgreSQL 8.4以降のバージョン(C言語への埋め込みSQLを利用するのでECPGプリプロセッサのインストール>は必須)
6)Google Chrome5.0以上 Opera10.0以降 FireFox 3.0以降 Safari5.01以降 IE8以降
Opera11か.Chrome10.0がお勧めです。特にOpera11.0ではHTML5の機能に多く対応しています。
7)FastCGI(現在fcgi2.4.0を利用しております)
8)libsubformHTML.a(本プログラムのメインライブラリです。テーブルの行列を操作しHTMLに関連付けます)
9)現在 HTML5.0の機能を追加中(生成されるソースコード中にHTMLの矛盾点がまだ少々有ります)
※libsubformHTML.aはComplete Walkerに含まれている機能です。 ※最大99999行のDB行を操作可能
10)開発環境としてEclipse3.7以上が利用」可能
11)Eclipseを利用する場合はhttp://codoo2hk.corede.net/cms3/cms3update5のプラグインをEclispeに組み込む
必要が有ります。
※本アドレスは2012年6月末に終了の予定です。
※Ubuntuの場合cwで '{'でツリーを表示」します。