[Gauche-devel-jp] hash-tableに対するpush!

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KOGURO, Naoki naoki****@kogur*****
2014年 6月 16日 (月) 19:48:41 JST


refの第3引数はfallbackを指すことが多いので、push!の中では(ref place item '())を使うようにしてはどうでしょう?
slot-refの場合に困ってしまいますが、(ref (obj <object>) (slot <symbol>) (fallback
<null>))を定義しておけば、ad-hocだけど何とか凌げると思います。


2014年6月12日 21:02 Shiro Kawai <shiro****@lava*****>:

> 「push!はそういうもの」と定義してしまえば一貫性はありますね。
> ただ、現状のGaucheの実装は例外ハンドラを設定するだけでもオーバヘッドがあるので、
> push!の度にハンドラ設定が入るのはちょっと嫌かなあ
>
> 性能を考えるなら、「初期値が無ければ()を返す」ようなref、というgeneric function
> (デフォルトではただrefを呼ぶ) を作っといてpush!はそれを使うって手も
> 考えられます。ちょっと用途が狭すぎる感じですが。
>
> とはいえsparse-vectorなど、最初にpush!する前には値がないデータ構造、
> というは他にもあるので、push!側で対応するというのが理にかなっているような
> 気はしてきました。
>
> --shiro
>
>
> From: Masatake YAMATO <yamat****@redha*****>
> Subject: Re: [Gauche-devel-jp] hash-tableに対するpush!
> Date: Thu, 12 Jun 2014 20:24:27 +0900 (JST)
>
> >> なるほど。
> >>
> >> push!は定義からして、対象となる場所の初期値が()であることを前提にしてます。
> >> なので「初期値を別に与えないとならない場所」に使うのはドメインエラーとも言えます。
> >
> > ドメインエラーと言われていしまいましたが、push!を拡張するというのは的外
> > れでしょうか。
> >
> > 前もってpush!が想定する例外を決めておき、push!可能なデータ側は「初期値
> > が無い」ところをrefしたタイミングで例外を上げることにします。push!は、
> > その例外がきたときだけ値を ( ) でつつんで set!します。この実現方法であ
> > れば<hash-table>を含む初期値がない他のデータ型でもpush!でき、あたらしい
> > データ型を覚えずに済みます。
> >
> > あるゆるpush!に例外をキャッチするための仕掛けを準備するステップが増える
> > のでもしかしたら問題となるかもしれませんが、新しいことを覚えずに済むのは
> > 魅力に思います。
> >
> > 大和
>
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