[groonga-dev,02927] Re: MariaDB 10.0でMroongaをmakeしようとして失敗する場合の対処

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Kazuhiko kazuh****@fdiar*****
2014年 11月 6日 (木) 23:37:14 JST


かずひこです。

On 04/11/2014 04:01, Kouhei Sutou wrote:
> In <CAHB5****@mail*****>
>   "[groonga-dev,02899] Re: MariaDB 10.0でMroongaをmakeしようとして失敗する場合の対処" on Fri, 31 Oct 2014 19:19:03 +0900,
>   "yoku ts." <yoku0****@gmail*****> wrote:
> 
>>> http://mroonga.org/ja/docs/install/others.html#mysql
>> ここに書かれているcmakeはMySQL(MariaDB)をmakeする手順としてのcmake(に見える)なので、
>> Mroongaはソースからmakeするけど、MySQLはソースからmakeしないよ! という人口はここを通らないのではないでしょうか。
>> (通ってなかった。。orz)
> 
> うーん、ドキュメントを読まない人のフォローをドキュメントです
> るのはムリじゃないかなぁと思いました。

ドキュメントをちゃんと読みましょう!、というのは大前提ですが、それはそれ
として、MroongaのビルドにMySQL/MariaDBの「ビルド済みの」ソースツリーが必
要な理由って何かありますか?

> Mroongaのビルド方法を説明したセクションのサブセクションにも
> ↓というようにMySQLのビルドディレクトリーを指定する必要があ
> ると書いています。
> 
>   http://mroonga.org/ja/docs/install/others.html#with-mysql-build-path
> 
> http://mroonga.org/ja/docs/install/others.html#build-from-source
> 
> のconfigureに--with-mysql-buildを明示的に指定していたりもし
> ます。

他のストレージエンジンはそのへんどうなっているのかな、と思って Sphinx SE
のドキュメントを見てみたら、
http://sphinxsearch.com/docs/current.html#compiling-source-linux

--with-mysql, which specifies where to look for MySQL include and
library files, if auto-detection fails;

とのことで、ソースツリーなしでビルドできるみたいですね。

Mroongaも、試してみたら、'mysql_config --include' に加えて
(installed_dir)/include/mysql/private さえあれば、ビルド無しのソースツ
リーどころか全くソースツリー無しでビルドできましたが、それはつまり、
'mysql_config --include'に直接含まれないものが必要だから、ソースツリー
(の下のsqlディレクトリ)が必要だ、ということでしょうか。

ちなみに、前に私が書いた「MariaDBが、make install時に、include/mysql/に
pcre.hもコピーしてくれたら一番いいのかな」については、
https://mariadb.atlassian.net/browse/MDEV-6149
で既に直っているよ、とのことなので、「ビルド済みの」ソースが必要な理由が
pcre.hだけであれば、ビルドしてなくてもよさそうです。

かずひこ




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