こんにちは。堀本です。 Groonga 10.0.5 をリリースしました! https://groonga.org/ja/docs/news.html#release-10-0-5 変更点一覧: https://groonga.org/ja/blog/2020/07/30/groonga-10.0.5.html ## 主な変更内容 * [select] --load_table で指定したテーブルに参照を格納できるようにしました。 * [select] ソートのパフォーマンスを改善しました。 * [select] 以下のケースのパフォーマンスを少し改善しました。 * 沢山のレコードがマッチする検索をしているケース。 * 沢山のレコードに対してドリルダウンするケース。 * [aggregator] score アクセサーをサポートしました。 * [インデックス構築] VC++版の静的インデックス構築のパフォーマンスを改善しました。 * [select] JSON形式で出力する際に NaN や Infinity 、 -Infinity の代わりに null を出力するようにしました。 * これらの値はJSONではサポートされていないためです。 * [select] 標準偏差の集計をサポートしました。 * [Windows] Visual Studio 2013のサポートをやめました。 * [Groonga HTTPサーバー] 応答がエラーで中断された時に、 shutdown?immediate を実行しても、 リクエストが中断しない問題を修正しました。 * リクエスト中にエラーが発生した時にクラッシュする問題を修正しました。 * これは、Apache Arrow形式を使っている時にのみ発生します。 * 前のリクエストがエラーによって中断された後に再度Groongaへリクエストを送信した時にGroongaがクラッシュします。 * [between] 一時テーブルを使用した時にクラッシュする問題を修正しました。 * 例えば、 between の第一引数に動的カラムを指定すると、Groongaがクラッシュしていました。 * プラグインで作成したプロシージャーが予期せず解放される問題を修正しました。 * 参照カウントモードでのみ発生します。 * plugin_register を使っていない場合は、発生しません。 * plugin_register を実行したプロセスでは発生しません。 * plugin_register を実行していないプロセスで発生します。 * token_column を使った静的インデックス構築中に正規化エラーが発生する問題を修正しました。 以上です。 それでは、Groongaでガンガン検索してください!