Fusayuki Minamoto
miki.****@nifty*****
2006年 2月 19日 (日) 23:15:22 JST
皆本です。 JBossドキュメントの翻訳作業はおおよそ次のような手順になると思っています。 このメールで書くのはあくまでも私の原案ですので、これをたたき台にして、 みなさんのご意見を伺えたらと思います。 ■ 翻訳手順(案) 1. 予約の宣言 # JJBugサイト上で予約表を公開 2. 翻訳許可の取得 # 翻訳コーディネータがJBoss Inc.に問合せ 3. 翻訳開始 4. ドラフト公開 # HTML or Wiki 5. 査読・校正 # メールによる指摘、Wikiへの直接編集 6. 4~5繰り返し 7. 翻訳終了 8. JBoss Inc. CVSへのコミット # 原著者へ送付して依頼 9. JJBugサイト上で管理&公開 # JJBugサイト上の表を更新 ■ ドラフトの公開と校正について JBoss Inc.は現在JJBugに対してJBoss LabのWikiを使えるようにするため の準備を進めていますので、ドラフトの公開についてはこのWikiを使って みてはどうかと考えています。 WikiにはJBossのアカウントがあれば誰でも書き込みができるので、typoや 誤訳については直接ドラフトを更新するか、あるいはWiki文書に校正の コメントを挿入するような運用はどうでしょうか。 JBoss Wikiの場合、ログインしないと書き込みはできないですし、書き込み をした人と内容はHistoryに残ります。書き込みで気に入らないものに関して はロールバックすることも可能です。 Wikiを使うメリットは校正のプロセスが早いということです。例えば、 「XXXページのYYY行目はZZZである」という指摘をメールでするより、 直接ドラフトを編集できた方が時間の節約になります。また、翻訳者の 注釈を挿入するのも楽です(説明文を別ページをリンクすることが容易)。 一方、Wikiを使うデメリットは、DocBookのようなXMLファイルが原稿の場合 それをWikiに乗せるには、XML原稿 -> Wiki -> XML翻訳結果 のような変換が 必要になり結構煩わしいかもしれません。 JJBugではSourceForge.jpにCVSやWebサーバを用意しているので、Wikiでの ドラフト公開を強制するのではなく、CVS上でのドラフト原稿管理やHTMLでの ドラフト公開というオプションも残しておいて、翻訳者が好きなやり方を 選択できたらよいと考えています。 ■ JBossWikiを使ったドラフト公開のイメージ JBoss Inc.の許可を得て、JBossWiki上でWikiページの実験をしています。 次のページはEJB 3.0 TrailBlazerの翻訳の例です。 http://labs.jboss.com/wiki/Jbosswiki/JaObjecRelationalMappingWithEntityBean これを見ればわかるようにイメージやリンクをWikiに埋め込めますし、 コード部分はエスケープすることもできます。ちょっとしたマニュアルなら 表現上はそれほど問題になることはないでしょう。 それから、ページの最下部やHistoryに編集者の名前も残ることが確認 できると思います。 皆本 房幸 http://d.hatena.ne.jp/neverbird/about