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h2w-title:TCPヘッダ形式
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= TCPヘッダ形式 = #SECTION07810000000000000000

TCPパケットは以下のヘッダを持つ

[[Embed(internal22-images:img96.gif)]]
 

  *  sourceは発信元TCPポート番号
  *  destは送信先TCPポート番号
  *  seq(シーケンス番号)は、このパケットがデータストリーム中のどこに位置するかを示す。
  *  ack_seqは、受信パケットに対するack(応答)のシーケンス番号。どこまで受信パケットを受け取ったか相手に通知する。
  *  doffは、TCPヘッダ長。TCPオプション域があるとヘッダのサイズが変わる。
  *  urg(緊急フラグ)は、urg_ptrが有効であることを示す。
  *  ack(応答フラグ)は、ack_seqが有効であることを示す。通常このフラグは常にONである。
  *  psh(PUSHフラグ)は、なるべく早く送信することを示すが、現在はあまり重要な意味はない。
  *  rst(RESETフラグ)は、コネクションのリセットを要求する。
  *  synは、コネクションの確立を要求する。
  *  finは、コネクションの終了を要求する。
  *  urg_ptrは緊急データの最後を指す。
  *  windowは、受信windowの大きさを通知する。
  *  checkは、チェックサムである。UDPと同じくTCPヘッダとデータの両方(IPヘッダの一部の情報も利用)に対して計算される。
  *  urg_ptrは、緊急データの最後を指し示す。

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''(NIS)HirokazuTakahashi [[BR]]2000年06月11日 (日) 22時29分57秒 JST''