[JM:00109] Re: [POST:DP] GNU_findutils xargs.1

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2011年 1月 18日 (火) 12:52:15 JST


長南です。

もう一度、DP で投稿しました。大きな問題がなければ、一週間ほどで
校了にします。そのとき、find.1 の修正もするつもりです。

「説明」の最初のパラグラフでは、「訳注」を外に出してみました。
いかがでしょうか。前の方がよければ、元に戻します。「訳注」の
内容についても、もっと要を得た文案があれば、それを使わせて
いただきます。

end of file string を「ファイル終了文字列」から「ファイル終端文字列」
に変更しました。「ファイル終了文字列」は、現行の翻訳から引き継いた
ものです。「終了文字列」の方がよければ、そちらに戻します。

「-E eof-str」の説明に、

  ... If the end of file string occurs as a line of input, 
  the rest of the input is ignored.

というところがあります。「ファイル終端文字列が、入力行に単独で
現れた場合」という意味に取りましたが、実際には、入力行中の
どこかに現れさえすれば (たとえば、アンダーバー '_' がファイル
終端文字列なら、"AAA _ BBB CCC" といった具合に)、それ以後の入力が
無視されるようです。それで、

  ファイル終了文字列が入力中の一行として現れると、

を

  ファイル終端文字列が入力行中に現れると、

に書き変えました。「入力行の中に現れると」と、「の」を入れた方が
よさそうです。

-P オプションの最後の文。

  ... さもないと、exec がたった一回しか行われないかもしれない

exec で一般ユーザにわかってもらえるかどうか、ちょっと心配です。
言い換えるとすれば、どう言ったらよいのでしょう。もっとも、
-s オプションの説明でも、「算出方法は、exec に対する引き数の
最大長、マイナス ...」と exec を使っているのですけれど。

「終了ステータス」は、表がちょっと読みにくいかもしれません。

# ついでに書いておくと、find.1 では、セクション名は原文どおりの
# 「終了ステータス」に変更しますが、それ以外の部分は、あまり
# 気にしないことにします。原文に return value を使っている
# ところもありますので。

「標準への準拠」の二つ目の段落。「1997 版の POSIX 標準」
「2004 版の POSIX 標準」は、「1997 年版」などと「年」を
入れておきます。待てよ、入れない方がよいのでしょうか。
ちょっと心配になってきました。原文は、「in the 1997 version
of the POSIX standard」など。

[JM:00091] などで「よくわからない、自信がない」などと書いた
ところは、相変わらずよくわかっていません。ご意見をお寄せ
いただけると、ありがたく思います。

それから、find.1 の「履歴」の表ですが、見出しの訳語を募集中です
(自分でも考えていますが)。「Also occurs in」の適当な訳語が
見つからなかったときは、あきらめて、英語のままにしておこうかと
思っています。

-- 
長南洋一




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