長南洋一
cyoic****@maple*****
2016年 7月 5日 (火) 21:06:48 JST
<STATUS> stat: DP ppkg: sudo page: sudo.8 date: 2016/07/04 mail: cyoic****@maple***** name: Chonan Yoichi </STATUS> sudo-1.8.17 の man page の翻訳を投稿します。[POST: TR] のメールは 省略しても構いませんね。1.8.11 あたりから改訳を始めていたのですが、 作業が完了したと思うと、sudo のバージョンが先へ進んでしまっている。 「アキレスと亀」状態の繰り返しで、参りました。 sudo_plugin.5 の翻訳はしません。内容が技術的すぎて、私の手に 負えないからです。ですから、訳したのは、次の 6 点です。 sudo.8 sudoreplay.8 visudo.8 sudo.conf.5 sudoers.5 sudoers.ldap.5 このメールに添付するファイル sudo-1817-man.tar.gz には sudo.8 関係の 次のファイルが入っています。ファイル名やディレクトリ名は仮のものです。 実際に登録するときは、sudo.draft などではなく、 {draft,release}/man8/sudo.8 などになると思います。 man8/sudo/sudo.pot (po ファイルの原型) sudo.po (po ファイルの翻訳原稿) sudo.man (roff 形式の原文) sudo.draft (roff 形式の翻訳) add0.txt (Copyright の原稿。po4a-translate の -a で 挿入するもの。add1.txt, add2.txt などがあれば、 それは独立した訳注) # *.draft を "man -l sudo.draft" などで読もうとすると、日本語の行が # 乱れて読みにくいと思います。その場合は、 # # (echo .mso ja.tmac && cat sudo.draft) |man -l - # # などとすれば、比較的きれいに整形されて表示されるはずです。 man ファイルの po ファイル化には、ちょっとした手作業が必要でした。 また、そのため、出来上がった日本語 man ファイルにも、一ヶ所 手を入れる必要がありました。そのことについて書いておきます。 まず、man の原文は、sudo-1.8.17.tar.gz を展開してから、 $ ./configure --with-man --with-selinux $ make で作りました。そして、出来上がった sudo.man などに対して po4a-gettextize を実行すると、次のようになります。 $ po4a-gettextize -f man -m sudo.man -p sudo.pot sudo.man:1: (po4a::man) このファイルは '.\" DO NOT EDIT THIS FILE, IT IS NOT THE MASTER!' という行が含まれます。ソースファイルを 翻訳するべきですが、とにかく継続します。 sudo.man:2: (po4a::man) このファイルは '.\" IT IS GENERATED AUTOMATICALLY FROM sudo.mdoc.in' という行が含まれます。ソースファイルを 翻訳するべきですが、とにかく継続します。 sudo.man:26: (po4a::man) このページには '.if' で条件節を使用しています。 po4a は完全な groff パーサではないためサポートしていません。 最初の二つの Warning は無視することにしますが、三番目を解決しないと、 sudo.pot が作成できません。そこで、sudo.man の 26 行目の .if n .ad l をコメントアウトします。「nroff モードで処理するなら、各行を 左揃えにする」といった意味じゃなかったでしょうか。 これで "po4a-gettextize -f man -m sudo.man -p sudo.pot" に成功するので、 sudo.pot を sudo.po にコピーして翻訳。 $ po4a-translate -f man -m sudo.man -p sudo.po -a add0.txt -l sudo.draft -v で po ファイルを roff ファイルに変換します。しかし、これでは、整形が イマイチなので (行中に変に長い空白が入ってしまう)、sudo.draft の 「.\" .if n .ad l」の部分をアンコメントして、元に戻しておきました。 そんなわけで、実際に "po4a-なんとか" コマンドで使用した (作成される) sudo.man や sudo.draft は「.\" .if n .ad l」になっているものですが、 ここで提出する sudo.man や sudo.draft は「.if n .ad l」とアンコメント したものです。 sudoers.{man,draft}, sudo.conf.{man,draft} など、他のものについても、 同様なことをやっています。 -- 長南洋一 -------------- next part -------------- テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました... ファイル名: sudo-1817-man.tar.gz 型: application/octet-stream サイズ: 55825 バイト 説明: 無し Download