長南です。 文案を拝見しました。このぐらい簡単でよいと思います。 ただ、「git repository の取り出し方 (取り出す)」とお書きになっていますが、 これはよくある言い方なんですか。clone と言ってしまって、構わないのではないで しょうか。それから、repository、リポジトリ、レポジトリ、どれでもよいけれど、 ガイド中で統一しておいた方がよいと思います。 「備考」「JM git repository の取り出し方」は、LDP man-pages と GNU_coreutils の翻訳ガイドでも、管理ガイドでも必要な情報ですから、 独立したセクションにして、文書群の先頭に出した方がよいのではないでしょうか。 一例を挙げると、こんな感じです。sphinx の書き方をよく知らないので、 変なところがあっても、大目に見てください。 まず、guide/index.rst の「翻訳ガイド」の上に、こんな風に書いておきます。 ---- 引用 ---- はじめに ======== .. toctree:: :maxdepth: 1 basic_info.rst ---- 引用終わり ---- それから、次の内容の basic_info.rst を作ります。 ---- 引用 ---- ======== 一般情報 ======== JM では、原稿の管理に git ジポリトリを使用していますが、マニュアルを翻訳するために JM の共有リポジトリをローカルにコピーしておく必要は必ずしもありません。 一般の man ページについては、今まで通り、開発元から原文の roff ファイルを入手し、それを翻訳して、投稿してくだされば十分です (更新するときの便宜を考えて、翻訳に po4a(7) の使用を推奨していますけれど)。 しかし、プロジェクトの管理はもちろん、LDP man-pages や GNU_coreutils のマニュアルの翻訳や管理、それにガイドドキュメントの執筆・編集をするには、 JM のリポジトリをローカルにコピーしておく必要があります。それには、git コマンドを使って、リポジトリの clone をします。 git のプロトコルには、読み出し専用なら、git と http が使えます。 読み書き両用には、ssh か https を使用します。https を使用する場合は、 次のように指定します (ssh を使う場合は、URLの scn.osdn.jp の部分を git.osdn.jp に書き換えてください)。 .. code-block:: console $ git clone https://scn.osdn.jp/linuxjm/jm.git こうすると、カレントディレクトリの jm/ というディレクトリ以下に、JM のローカルリポジトリが作られます。 ローカルリポジトリでした変更を JM の共有ディレクトリに書き込むには、 公開鍵を作成して、osdn に登録しておく必要があります。その方法については、 https://ja.osdn.net/docs/Register_PublicKey をご覧になってください。 なお、自分が作成した man ページを確認したいときは、man コマンドを使いますが、単に "man -l ./sample.1" などでは、日本語の整形が乱れます。 (echo .mso ja.tmac; cat ./sample.1) | man -l - などとしてみてください。 ---- 引用終わり ---- 文書群全体を見ると、セクション同士とのつながりが悪いところや、URL が sourceforge になっているところなんかももあるでしょうが、それはおいおい 直していくことにして、とりあえず、上のようなセクションを作っておけば、 当座の用に足りるのではないでしょうか。 -- 長南洋一