長南です。 ちょっと確認したいことがあって、"git clone ssh://...." をやったところ、 またまた自分の間違いに気づいてしまいました。大ドジです。 念を押しますが、プロトコルに https を使う場合は、"git push" するときも、 公開鍵の登録は必要ないのですね。そうだとすると...。 ssh プロトコルでは、clone にも pull にも push にもパスフレーズの 入力が必要です。つまり、公開鍵の登録が必要なのは、「JM の共有リポジトリに 書き込む」ときばかりではありません。ssh プロトコルで git リポジトリを 使うなら、必ず必要なわけです。ですから、「ローカルリポジトリでした変更を JM の共有リポジトリに (ssh で) 書き込むには」以下は、たとえば、 こんなふうに書かなければならないところでした。 なお、プロトコルに ssh を使う場合は、公開鍵を作成して、 osdn に登録しておく必要があります。その方法については、 https://ja.osdn.net/docs/Register_PublicKey をご覧になってください。 また、プロトコル ssh で "git clone" するなら、URL の前にログイン名を 付けなければなりません。ですから、プロトコル ssh の場合をきちんと説明 するなら、こんなふうになります。続き具合が分かりやすいように、その部分を 全部書き出しておきます。 しかし、プロジェクトの管理はもちろん、LDP man-pages や GNU_coreutils のマニュアルの翻訳と管理、それにガイドドキュメントの執筆・編集をするには、 JM のリポジトリをローカルにコピーしておく必要があります。それには、 git コマンドを使って、リポジトリの clone をします。 # 「翻訳や管理」を「翻訳と管理」に換えてみました。大した違いはないでしょうが。 git のプロトコルには、読み出し専用なら、git と http が使えます。 読み書き両用には、https か ssh を使用します。たとえば、プロトコルに https を使用する場合のコマンドは、次のようになります。 # https と ssh の順番を逆にし、「たとえば」を入れています。 $ git clone https://scn.osdn.jp/linuxjm/jm.git こうすると、カレントディレクトリの jm/ というディレクトリ以下に JM のローカルリポジトリが作られます。 ssh プロトコルの場合は、次のように指定します。URL の部分が少し違うことに 注意してください。 $ git clone ssh://<ログイン名>@git.osdn.jp/linuxjm/jm.git なお、プロトコルに ssh を使う場合は、公開鍵を作成して、osdn に登録して おく必要があります。その方法については、 https://ja.osdn.net/docs/Register_PublicKey をご覧になってください。 両方書いておくのは、うるさいかもしれません。ssh プロトコルによる git については、osdn のヘルプドキュメントに適当な説明があれば、 そのリンクを書いてすまそうと思って、捜したのですが、見つかりませんでした (sourceforge のころは、確か "Developer Access (Read/Write)" とかいう英文の文書があったのです。私はそれを読んで、"git clone" の 書式を知ったはずですから)。 いっそのこと、ssh プロトコルについては書かないことにしましょうか。その場合は、 公開鍵の話も要らなくなりますし、プロトコルの説明も要らなくなるでしょう。 あるいは、上の文案の公開鍵の部分は残して、ssh プロトコルの例だけ消しても よいかもしれません。 また、面倒なことをお願いして恐縮です。元木さんがよいとお考えになるように 直しておいてください。 私が間違えたところは、ほかにないでしょうね。かなり不安です。 -- 長南洋一