matsuand です。 util-linux 2.37.2 においては、 man ページファイルの 1 次ソースが AsciiDoc 形式に なったため、ゆくゆくは、この処理方式に乗ることが 必要になるかと思います。 大枠の処理手順を作りましたので、 git リポジトリにコミットしました。 https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/commits/62bf98a76 今時点でも処理可能です。 現状は man ファイルを 1 次ソースとする翻訳形式で あり、 AsciiDoc 形式にするためには、移行が必要です。 移行は、ある程度、msgmerge を使って可能です。 ただし、手作業はたくさん発生します。 このあたりは、util-linux の翻訳作業そのものと いうよりも、環境構築的な、あるいは msgmerge、 ひいては gettext の最大限活用方法、といった話に なるので、どうするのが、早道かは知恵を要します。 git コミットに含めた、ascdoc.mk なる Makefile の 冒頭に、コメント書きにより、このファイルの利用の 仕方を説明しています。 その冒頭部分を、以下に記載します。 # 利用手順: # 1) 処理対象とする util-linux ソースをあらかじめ # 準備して、 そのディレクトリトップを SRCDIR に # 設定。 # 2) make -f ascdoc.mk 実行。 # --> po4a/ascdoc/util-linux-man.pot, # po4a/ascdoc/ja.po が生成される。 # --> 最終成果である man ページファイルは # po4a/ascdoc/ja/ja 以下に生成される。 # 3) make -f ascdoc.mk msgmerge 実行。 # --> 上記 ja.po に対して、 # 従来の man ファイルを 1 次ソースとする # po4a ja.po ファイルの内容がマージされる。 # 4) 以降は、po4a/ascdoc/ja.po を編集 # 5) 適宜 make -f ascdoc.mk を実行して、 # po4a/ascdoc/ja/ja 以下の man ファイル確認。 # # ex.) SRCDIR = ~/src/util-linux-2.37.2 SRCDIR = とりあえず、私はその作業にはまだ着手しませんが、 興味のある方、先に進めることを良しとする方は、 どうぞ手を出してみてください。