matsuand です。 On Mon, Feb 21, 2022 at 10:26 AM ribbon <jm****@ribbo*****> wrote: > > On Mon, Feb 21, 2022 at 09:03:51AM +0900, matsuand wrote: > > > > 最近の作業状況と照らし合わせて、ディレクトリ構造 > > が違うのは、第一に po4a を使うかどうかで話が変わる > > からです。現時点での既翻訳の pod には po4a を用いた > > ものがありません。 > > > > po4a を使いますか? > > その予定です。 急いで作りました。参考にしてください。 最低限必要なテンプレートとなるファイルをお送りします。 添付ファイル: zebedee.tar.gz これを使い、現存する pod/zedebee パッケージの po4a を用いた翻訳手順を書き示します。一般論も込み込みで。 なお添付のテンプレートファイルは、現状の zedebee パッケージに対して用いれば、即座に zedebee の po4a 処理を行うことができます。 0. 事前準備 0-1. ビルド環境整備 ・GNU make インストール 0-2. po4a インストール ・po4a インストール 1. 対象パッケージ選定と諸作業 1-1. 対象パッケージの確認、関連ディレクトリ整備 新規対象の場合 ・対象パッケージディレクトリ生成 ex.) mkdir jm.git/pod/zebedee ・オリジナルソース収容ディレクトリの生成 ex.) mkdir jm.git/pod/zebedee/original 新規、既存いずれの場合 ・オリジナルソース収容ディレクトリへのソースコピー ex.) cp $SRC/*.pod jm.git/pod/zebedee/original 1-2. (当メールのテンプレートファイル展開) ・当メールのテンプレートファイルを zebedee ディレクトリ 直下で展開 ex.) cd jm.git/pod/zebedee; tar xf zebedee.tar.gz 以下を提供: jm.git/pod/zebedee/Makefile jm.git/pod/zebedee/po4a/zebedee.cfg 1-3. po4a 処理 Makefile 生成 ・po4a 処理を行う Makefile の生成 (おそらくテンプレートの Makefile にて、変数 PACKAGE_NAME を書き換えさえすれば事足りる。) (種々処理が必要な場合は Makefile を適宜編集) 1-4. po4a 処理の cfg ファイル生成 ・po4a 処理を行う *.cfg ファイルの生成 テンプレートファイル po4a/zebedee.cfg を利用する場合、 対象パッケージに合わせて以下の書き換えが必要 ファイル名そのものの変更: zebedee.cfg => <PACKAGE>.cfg pot ファイル名の変更: po4a/zebedee.pot => po4a/<PACKAGE>.pot 対象ソースファイル名の変更: (テンプレートでは ftpgw.tcl.pod, zebedee.pod の 2 つが定義 されているので、対象パッケージに合わせて、行追加やファイル 名称変更を適宜行う) ※ なおテンプレートファイルでは出力結果ファイルを tmp ディレクトリ配下に置くように記述しています。 これは現状の zebedee に対してテンプレートファイルを使って 試し処理をした場合に、既存のものを一切壊さないための配慮です。 本来は tmp ではなく release ディレクトリを指し示すように すべきところです。適宜書き換えてください。 1-5. 処理確認 ・設定確認のために処理実行 ex.) cd jm.git/pod/zebedee; make これにより po4a/zebedee.pot, po4a/ja.po が自動生成される。 処理エラーの場合は設定ミス、あるいは po4a 特有の問題。 po4a 特有の問題に関しては jm.git/admin/po4a/howto.txt に 文字通りハウツーがある。 2. 翻訳作業 2-1. 翻訳予約宣言 ・git リポジトリの当該パッケージディレクトリ直下の translation_list にて翻訳予約することを示す記号や名前等を書き加えてコミット。 ・JM-discuss に翻訳予約メール送信 2-1. 翻訳処理 ・po4a/ja.po をエディター編集 ・適宜 po4a 処理 ex.) cd jm.git/pod/zebedee; make ・内容確認 テンプレートファイルにて出力をtmpのままにしている場合 ex.) perldoc jm.git/pod/zebedee/tmp/*.pod 2-2. 校正依頼宣言 ・git リポジトリの当該パッケージディレクトリ直下の translation_list にて校正依頼することを示す記号や名前等を書き加えてコミット。 ・JM-discuss に校正依頼メール送信 以下省略(必要であればおいおい) # そのうち、JMホームページの翻訳手順もより詳細に書き換えますよ。