Shinji Kashihara
kashi****@gmail*****
2008年 2月 9日 (土) 16:42:24 JST
MergeDoc Project かしはらです。 # sf.jp の ML 保存書庫からブラウザで表示すると一部、文字化けしているので # スレッドツリーから一旦切り離します。 08/02/07 に Shigeki Moride<morid****@jp*****> さんは書きました: > 1.まず翻訳物の扱いについて > おそらく、現在のBABELのフォーカスは「ツール」であって、「翻訳物」ではな > いので、言語パックをBABELから出すというのは、もう一段階全体での議論が必 > 要かと思います。 > > 現状ではL10Nされたリソースは各プロジェクトのコミッターにより、各プロジェ > クトのリポジトリにコミットされるはずですので、各国語ごとにまとめてパック > とするのはBABELで行う事にはなっていないと思います。 > > 仮に現時点で言語パックを作るとすると各プロジェクトごとにパッケージを作っ > てもらって、それを全体でフューチャーとして統合してアップデートサイトから > 配るのかなと。 今までは各リポジトリでは管理されていないので、これからという意味ですよね? 私も現在 BABEL のフォーカスになっているツールが良いと思っていました。 理想的には各プロジェクトがツールを使用して言語パックを生成すると。 ただ、 > ただ、それだと全体的な統一性や各プロジェクトごとの温度差ですすみ遅れが出 > そうです。 私が全然分かっていないのかもしれませんが、遅れというより、 それは事実上無理だと思っています。 各プロジェクトに各国のメンバーが揃っているわけでもなく、もしBABEL の メンバーが各プロジェクトに提供するのならば、BABEL で行うほうが遅延もでないですし、 各コミッターがコミットしても、おそらくほとんどの場合、訳を精査できるわけではなく、 ただの単調な作業になってしまいます。 # DSDP/NAB のように日本(というか森出さん)の主導力が強いものであれば別です。 # それでも DSDP の Wind River 殿との調整作業が発生しませんか? # DSDP/RSE は NEC 殿が言語パックを配布されているので、 # それを提供していただくことが出来ればそのほうが精度が高いかもしれませんね。 # と思って、今、中を見てみたら・・・ 他全体との統一が取れていませんでした。 # というか機械翻訳のままと見受けられるところが多数・・・ > マイナーな言語の場合には難しいかもしれませんが、日本語の場合には少なくと > も全体でひとつのランゲージパックとして扱うのが良いように感じますし、それ > を行うだけのパワーを集結できそうに思えます。 > > すなわち、「日本語言語パックプロジェクト作るから、言語パックとしてのリポ > ジトリとコミット権限よこせ」と提案するのかなと。 「ひとつのランゲージパックとして」というのは誤解がありそうですが、 日本語言語パックとして、独立してということですよね。 これには開発側の側面、利用者側の側面、2 つの意味があると思うのですが、 まず開発側の側面として 2 点、 a) BABEL として全プロジェクトに統一されたツール群を提供、 b) BABEL サブプロジェクトとして各国言語プロジェクトを発足させる ですよね。 IBM 殿が提供されていたとき、上記 2) は表面的には見えないだけで 内部的にはどこかの部分で言語ごとに分割されていたでしょう。 この ML に投稿していただいた、Debian JP Project のやまねさんも 別途おっしゃっていたのですが、Debian の iceweasel-l10n のように 分割されていたほうがいい、 いがぴょんさんも、TODO として、nl1 ではなく、nl932 のような 命名にすべきというようなことを、開発サイトに書かれていましたね。 あと、a) のツールまで b) の独立リポジトリでやっちゃうと、 まーた、日本人は・・・ ってことに :p また PDT の Zend Technologies 殿や BIRT の Actuate 殿などは 戦略的に国際化を独自に進めそうですが、BABEL に合流していただくのが よさげです。 もうひとつ、利用者側の側面、 たぶんいがぴょんさんも想定されているとおり、 ダウンロードは for Java Developers や for C/C++ Developers のようなパッケージ単位、 更新マネージャーはフィーチャー単位となるのが 理想だと思っています。 > 2.ツールの扱いについて、 > > Pleiades および Blanco は非常に有用なツールですし、この仕組みを国際化す > れば他の言語系でも有効かと思います。そのためこのツール群はBABELプロジェ > クトの一部として取り込むと世界中がうれしいかと思います。 > > お二人の意思としてはいかがなものでしょうか 光栄です。ぜひ提供したいと思います。 ただ、開発および対応が可能かが懸念事項です。 というか、日曜日に活動とかなりますが、家内の抵抗勢力が :p 活動を仕事として出来れば良いのですが、悩みどころです。 > ただひとつ懸念。ライセンスの問題です。 > http://www.eclipse.org/legal/EclipseLegalProcessPoster.pdf > > このややこしいプロセスをクリアにしないといけないんです。 > #コミッターとしての最大の義務としてうるさくIPの管理を求められます。 下記 (いがぴょんさんとこのリリースノートから拝借) ライセンスなので 上記 PDF の 2 ページ右注釈の EPL 互換ライセンスとしては問題ないので Fig.20 からクリアしていくことになるんですかね? 1.Pleiades (Eclipse 日本語化) http://mergedoc.sourceforge.jp/pleiades.html 概要: 英語プロパティから日本語プロパティを導出するための翻訳エンジンとして利用しています。 バージョン: 1.2.1 (2008.01.30) ライセンス: Eclipse Public License 1.0 2.Jassist 概要: Pleiades が内部的に利用するバイトコード操作ライブラリ。 ライセンス: MOZILLA PUBLIC LICENSE 1.1 3.Apache Commons 概要: Pleiades が内部的に利用する各種共通ライブラリ。 ライセンス: Apache License 2.0 4.その他の blanco Framework 概要: このプロダクトは 実行時に blanco Framework各種プロダクトに依存して動作します。 ライセンス: GNU Lesser General Public License > 3.翻訳ルールについて、 > > 現状では「IBM NLS 翻訳ガイド」に沿っているとの事ですが、Eclipseコミュニ > ティとしてはそこに従わなければならないということはないでしょうね。 > > むしろ「気持ちの悪い」ところを直してしまってかまわないと思います。 > (もちろん、かしはらさんがその修正ルールに沿って辞書を直す必要ないですよ。) > > その辺はコミュニティとしてJWGが機能するなら、統一ルールの策定なども議論 > すればよろしいかと。 > > どう修正作業するかはまた別途議論でいいかと思います。 了解いたしました。 その前に私は駅前留学してきます :-) -- 柏原 真二 (かしはら しんじ) kashi****@gmail***** http://mergedoc.sourceforge.jp/