複数文節の変換を Esc で戻したときの仕様の検討
上記のチケットで書いたことが不正確だったので、Windows 8.1 + Microsoft IME + メモ帳 + jpalpha140724 相当でデータを取りました:
ほんじつはせいてんなり 00000000000 (スペースを押す) 本日は晴天なり 1112222 (Esc を押す) ほんじつは晴天なり 000002222 (Esc を押す) ほんじつはせいてんなり 00000000000 0: TF_ATTR_INPUT 1: TF_ATTR_TARGET_CONVERTED 2: TF_ATTR_CONVERTED
INPUT と CONVERTED が混在するときに全体を通知する、という仕様になっています。
これを INPUT だけを通知する、という仕様にすればいいのかも知れません。
TF_ATTR_INPUT 値を speach.py へ渡すようにすると、ほかのスクリーンリーダーと同等になるかと考えられます。
マイルストーンを 2014.3jp に設定してひきつづき検討します。
コンポジションの文字属性 INPUT と CONVERTED が混在するときに INPUT だけを通知するように変更:
To ssh://git@bitbucket.org/nvdajp/nvdajp.git 1a0a7a2..ac4913e jpbeta -> jpbeta
ほんじつはせいてんなり 00000000000 (スペースを押す) 本日は晴天なり 1112222 (Esc を押す) ほんじつは晴天なり 000002222
ここで「ひらがな ほんじつは」だけを通知するようになったことを確認しました。
複数文節の変換を Esc で戻したときの仕様の検討について、チケット #31358 での議論を転記して整理します。
このような Esc キーに対する仕様について
という2種類が考えられる、というご指摘だと理解しています。
上記の例では
になります。
仮にチケット #34110 複数文節の日本語変換をした直後にすべての文節を通知する仕様の検討 で「変換した直後」以外にも影響するような仕様 (操作の前後関係にかかわらず、常にすべての文節を通知する仕様) を作ると、本チケットの議論にも影響してきます。