[PeerCast-Admin @ jp:633] [User's Notebook]

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peerc****@lists***** peerc****@lists*****
2003年 9月 4日 (木) 11:26:56 JST


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MODE = Modify
REMOTE_ADDR = 219.107.4.204
REMOTE_HOST = 
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PeerCastLinux
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Peercast Linux版について

* 紹介

 現在PeercastはWindows版、Winamp Plug-in版、Linux版の三つがReleaseされています。このページではこのうち、Linux版についてのページです。

 と書きましたが、書いてるicigoはなんと手元にLinux環境は持っていません。FreeBSDのみです。というわけでLinuxで動かしてる方は情報をガンガン書いてください(他力本願

* 基本の動かし方

 基本は本家からarchiveを持ってきて解凍するだけで、compile済みのbinaryが入っていますので問題ありません。
 $ tar zxf peercast-(version).tgz
 $ ./peercast &

 これだけです。

 ただ、ひとつだけ注意しなければならないのが、''管理画面を見るPCが別''な場合、passwordが設定されていないために、Webの管理画面が開けなくなってしまいます。よって、''起動してから一度止めて、iniファイルを手で編集してpasswordを設定する''という手順を踏む必要があります。

** 別のhostから管理画面を見れるようにする方法

 一箇所書き足すだけです。一度peercastを起動させてから終了させておくと、peercast.iniというファイルが生成されているはずなので、それをeditorで開きます。

 [Server]
 serverPort = 7144
 autoSave = Yes
 icyPassword = (ここにpasswordを書く)
 forceIP =
 isRoot = No
 (以下略)

 これで、設定したpasswordを入力すれば外から管理画面が見れるようになります。

 もし、peercastを起動しているマシンにWeb browserがあるのならばこの問題は回避できます。そのWeb browserで管理画面を開いて、passwordを設定するだけです。


** 0.119以降固有の問題

 0.119Aから、dynamic link化されました。しかし、現状依存するlibraryは非常に基本的なものしかないので、''Linuxにおいては''あまり問題にならないでしょう。依存するlibraryは以下のものです。

- libstdc++.so.5
- libm.so.6
- libgcc_s.so.1
- libpthread.so.0
- libc.so.6
- /lib/ld-linux.so.2

 いくつか試した結果、glibcである必要があるようです。

 icigoが試したところ、FreeBSD 5.0-RELEASE-p7 + linux_base-7.1_3では動作させられませんでした。動作することができた方は情報をお願いします。

 (追記) 0.119Bにて、FreeBSDのLinux Emulationを使って動作させることに成功しました。基本的には、

- libstdc++5の導入
- glibcの新しいバージョンへの置き換え

 という二つの手順で動作させることができました。

 必要なファイルは以下のものです。

- libstdc++-3.2.2-5.i386.rpm
- glibc-2.3.2-4.80.6.i386.rpm

 これらをrpm2cpio + cpioなどを使って中のファイルを抜き出し、置き換えるだけでした(ldconfigを忘れずに B)。

 現在動作させていますが、目立った問題はないようです。

 (さらに追記) すいません、ボケてました。上で書いたものだけだと、libgcc_s.soが足りません。調べたところ、libgcc-3.*のrpmに入っているようなので、それを持ってくれば大丈夫だと思います。

 (さらにx2追記) 現在0.119Dが最新ですが、依存Libraryに変化はありません。上のlibraryがあれば動作するようです。

* 送出するには(ices2を使おう)

 今までどおりWindowsからWinamp pluginを使う方法、''''file://''''を使う方法、そしてUnix環境でのみ動くices2を使う方法の3つが考えられます。

 Windowsからの送出と''''file://''''による送出は他に有用な情報が多数出ていますので割愛します。

 ices2は、icecast2の開発元が公開しているUnix環境で動くOgg Vorbis形式の送出ツールです。現在はogg形式のファイルを読み込み、bitrate等を変換して送出するのと、sound cardからの入力を送出する二つの方法がsupportされています。

 ices2を使う方法は現状、最も安定して送出できる手段と言っていいと思います。[[FM-campanella http://www.studio-campanella.com/fmc/]]さんが使用しています。oddcastDSPなどで問題になる、日本語Titleも問題なく送出できます。当然WindowsのようにOSごと勝手に落ちるという問題もありません B)

** ices2の導入

 現在準備中です。誰か書いてくれたらうれしいな(はぁと) < ぉぃ

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[[#rcomment]]
- 2003-09-04 (Thu) 11:26:56 ''[[CC名無したん]]'' : FreeBSD 4.9-PRERELEASE では linux_base-8-8.0_1 をインストールするだけで、v0.119D がそのまま動作しました。Relay もできているみたいです。
- 2003-05-29 (Thu) 23:03:46 ''[[icigo]]'' : お疲れ様ですー。
- 2003-05-28 (Wed) 07:28:58 ''[[ano]]'' : 移動。[[Linux]]本体の話はそちらでどうぞ。
- 2003-05-28 (Wed) 00:52:21 ''[[icigo]]'' : そーですな。そのほうがいいかも。
- 2003-05-23 (Fri) 04:32:33 ''[[ano]]'' : ページ名の入力の手間と、OS自体の話題をわけるために、PeerCastLinuxへページを移行してみませんか?

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