PukiWiki とほぼ互換性がある、wikiエンジンである、PyukiWikiが ネイティブでのUTF-8に対応しました。 http://pyukiwiki.sourceforge.jp/ 現状でのバージョンでは、まだ、0.2.0-alpha14 ではありますが、 PukiWikiとは違い以下のような機能を搭載しています。 ・読み込むだけで自動実行して、関数を上書きする、拡張プラグイン Expluginを搭載 ・管理者パスワードをJavaScriptで簡易暗号化をして、少しでもセキュリティーを 守る機能を搭載 ・IPV6に仮対応 ・バックアップ機能にリモートホストのIPアドレス、及び、ホスト名を記録することに より、荒らし等に対処しやすい。 ・管理者パスワード、凍結パスワード、添付パスワードを別々に設定できる。 ・1つの全Wikiページではなく、Wikiページのパートごとの編集ができる。 ・カウンターを最大365日保存することができる。その為、週間人気ページの表示や 過去のアクセス数を閲覧することができる。 ・従来版(非UTF-8版)では、Shift-JIS、EUC、UTF-8での出力に対応している。 (ただし、UTF-8での出力には制限があります) ・標準版、開発版、コンパクト版があり、開発版以外では、 ・PukiWikiで言う、pukiwiki.ini.php である、pyukiwiki.ini.cgi を、書き込み 可能なディレクトリにWeb上で新たに設定を保存することができたり、 容易にアップデートが可能である。 ・PukiWiki Plus に搭載されている、言語別Wikiページ切り替え機能が、 標準で搭載されている。(ExPluginを導入し、ディレクトリを作成するだけで 使用可能です。) オフィシャルサイトがその機能を既に備えています。 英語:http://pyukiwiki.sourceforge.jp/?cmd=lang&lang=en 日本語:http://pyukiwiki.sourceforge.jp/?cmd=lang&lang=ja (もしくは、ブラウザー設定から一度日本語の表示を外して http://pyukiwiki.sourceforge.jp/ を閲覧してみて下さい。) ただ、難点としては以下の通りです。 ・PukiWikiや、オリジナル制作のNekyo氏の新たに作成された PyukiWiki Classic に 比べ、非常に重い。 現在のレンタルサーバー等の環境であれば、普通のTOPページ程度では、0.3秒程度で 表示しますが、 sourceforge プロジェクトサーバーでは、それよりも時間が かかってします。 ・トラックバック機能がない。 ・完全なるアンチスパム機能がまだ未実装である。 等・・・ 開発者である私も、複数の PyukiWikiサイトを運営しており、そのうち 3つをUTF-8版に変更したことで、今後不具合が出ても、対処できる体制を 取っています。 参考までに、-full 版、-compact 版は現在安定板以外では提供されていませんが、 開発版上で、*NIX上で以下のコマンドを実行することで、 リリースすることができます。 make release → ファイルだけを作成 make pkg → パッケージを作成 (p7zipが必要です) 開発に協力して頂ける方を募集しています。