[Scim-imengine-dev 193] Re: [prime-dev: 750] scim-prime先行お試し版

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Hiroyuki Komatsu komat****@taiya*****
2005年 3月 15日 (火) 18:25:01 JST


小松です。

At Tue, 15 Mar 2005 13:18:33 +0900,
Takuro Ashie wrote:
> 足永です。
> 
> scim-primeというものを作ってみました。
> SCIM(http://www.scim-im.org/)用のPRIMEクライアントです。

おおお。試してみようと思います。

> SCIMがインストールされていれば、普通に./configure && make installでイン
> ストールできると思います。主な設定はGUIで変更できます。
> PRIMEは0.9以上が必須だと思います(プロトコロルの変遷は詳しく知らないので
> 間違っているかもしれませんが)。今のところコンパイル時にも実行時にも
> PRIMEのバージョンはチェックしていないので、お気をつけください。

PRIME のプロトコルが、だんだんと変わっていってしまって、ご迷惑を
おかけしています。今後、互換性が崩れるような大きい変更はしばらくないと
思いますのでご容赦ください。

コードを拝見したところ、連文節変換用のプロトコルである "conv_*" では
なく、単文節変換用の "lookup_*" を使っているようにみられます。

"conv_*" のおおざっぱな利用方法は、
<http://taiyaki.org/prime/protocol.html> の疑似コードで表すと、

session-id = session_start ( )
context_reset ( session-id )

loop {
  ユーザから入力文字列 string の取得

  edit_insert ( session-id, string )

  candidate_words = conv_predict ( session-id )
  候補リスト candidate_words の表示

  候補選択 {
    selected_word = conv_select ( session-id, index )
    選択候補 selected_word の表示

    連文節変換 { ... }
  }

  commited_word = conv_commit ( session-id )
  決定候補 commited_word の出力
}

session_end ( session-id )

のような感じになります。prime 側でのコンテキストや学習は明示的に
リセットしない限り自動的に更新されます。詳しくはデバッグモードを
ON にして、uim-prime から送られてくるコマンドを覗いてみてください。
<http://taiyaki.org/prime/usage.html#logging>

あと、src/prime_commands.h の "get_lanel" は "get_label" の typo だと
思います。


この通信プロトコルのページを更新したら、晴れて 1.0.0 リリースかなと
考えているのですが、なかなか時間が取れないでいます。(T_T)
どなたかチャレンジしてはいただけないでしょうか。サポートは最大限
いたします。

-- 
                                                            小松弘幸
                                                -----------------------
                                                   http://taiyaki.org/




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