S/MIME簡単鍵作り

ダウンロードファイルのサイズが大きく登録できないため、リリースファイルリストにはリンクを登録しています。
よってリリースファイルリストのチェックサムはリンクのチェックサムですのでお気をつけください。
ダウンロードファイル(smime-kantan-kagidukuri-20051103.zip)のmd5チェックサムは
66f2b94c74725778d3c16d7fb03ca133
になります。

【S/MIME 簡単鍵作り】
S/MIMEの鍵を作るために必要な環境をひとまとめにし、
メールアドレスさえ入力すれば暗号化用の鍵が作成されるように自動化しました。
インストールの必要もありません。解凍してポンです。
鍵が信頼できるようメジャーなソフトウェアで構成しています。
副作用として、
認証局を利用しないので、あなたのメールアドレスがばらまかれることはありません。
メールアドレスの情報しか持たない鍵ですので個人情報をばらまくこともなく安心です。

【必要環境】
OS: Windows

【使用方法】
インストールの必要はありません。
お好きなところに解凍してお使いください。

1. 解凍したフォルダの中の smime-kantan-kagidukuri.bat をダブルクリックして起動します。

2. すぐにQEMUという窓が開き、QEMUの中でさらに鍵作りのプログラムが起動します。起動には数分かかります。
2-1. Enter your e-mail address: と出たら、あなたのメールアドレスを入力してEnterキーを押します。
（このメールアドレス用の鍵を用意することになります。）
2-2. Power down. と出たら右上の×ボタンを押してQEMUを終わります。
（Power down. と表示されるまでしばらくかかります。）
2-注: QEMUはマウスを独り占めします。マウスが動かなくなったときはCtrlとAltを同時に押してください。

3. 続いてExplore2fsというプログラムが起動します。これはQEMUで作成したファイルから鍵を取り出すプログラムです。
3-1. メニューからFile → Open Image File... を選択し、解凍したフォルダのkagi-floppy.imgというファイルを開いてください。
3-2. 次に、左側の窓に表示されているアイコンをクリックすると右側の窓に鍵のファイルが表示されます。
ドラッグアンドドロップでデスクトップなどお好きな場所に保存してください。
通常必要になるファイルは、
・newkey.pem 秘密鍵
・newcert.pem 公開鍵
・newcertkey.p12 秘密鍵と公開鍵のセット（OutlookなどWindowsが用意した方法で鍵を利用する場合に適している）
の三つです。
3-3. 保存したら右上の×ボタンを押してExplore2fsを終了してください。

以上で終わりです。
newkey.pemとnewcertkey.p12はパスワードのようなものです。
盗まれないようにしてください。
また、解凍したフォルダには秘密鍵の情報が残っています。
解凍したフォルダは消去することをおすすめします。

2005/11/03

20051103: 最初のバージョン