[Tep-j-general] Re: セッションハイジャック対策

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TAMURA Toshihiko tamur****@bitsc*****
2004年 4月 27日 (火) 11:24:06 JST


はまださん、こんにちは。
田村です。

●MSNについて

> > osCommerce において、BBSや検索サイトの検索結果から`osCsid=...'と
> > いったセッションID付きURLでサイトを訪れる場合がある。
> > 現在、この現象を確認している検索エンジンには MSN がある。
> 
> つまり、MSNで使ってるクローラーはosCommerceのリンクを追うんですね〜。

現在のロボット型検索エンジンは、
パラメータ付きURLはきちんと捕捉していますね。
そうでないと実用にならないんだと思います。

検索エンジンのシェアは次のような様子だそうですから、
結構MSNからのアクセスはあります。
-----------------------------
Yahoo!(キーワード)   44.9%
Google                 14.8%
Yahoo!(カテゴリ)     14.1%
MSNサーチ               9.8%
その他                 16.4%
-----------------------------

MSNの検索結果からのアクセスログは次のようなものですので、
ログから探せば確認できます。
------------------------------
"GET /catalog/default.php HTTP/1.1" 200 55035"
http://search.msn.co.jp/results.aspx?q=.....
------------------------------

# 現在のGoogleは、osCommerceのページ内リンクをたどって
# 各ページを読み取った上で、検索結果ページには、
# セッションIDにあたるパラメータをわざわざ削除して
# 掲載しているように見えます。
# それともクッキーを受け付けているのかなあ。


●session.referer_check について

ショップのURLが www.example.com なら、次のようにすればいいです。
----------------------------------------
session.referer_check ="www.example.com"
----------------------------------------

ただ、共用SSLで以下のようにURLが変わるとすると、
http://www.example.com/ => https://example.secureserver.com/
次のように指定するのだと思います。
----------------------------------------
session.referer_check ="example"
----------------------------------------
SSL/NONSSLでURLの文字列に共通部分がなければ使えないですね。


セッションハイジャックが怖いのは、
現象が起きたときに教えてくれるお客さんでもいなければ、
ショップの管理者は確認することもできなくて、
信頼をなくしてしまうということだと思います。

-- 
田村敏彦 / 株式会社ビットスコープ
E-mail:tamur****@bitsc*****
http://www.bitscope.co.jp/





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