TERASOLUNA Framework

スレッド構成に関してですが、
アーキテクチャ説明書にもあるように、入力処理を行う（コレクタ）スレッド、
ビジネスロジックを実行する（ワーカ）スレッドの２スレッドが最低でも必要になります。

分割ジョブのスレッド構成は、ワーカ側がコレクタ＋ワーカの構成をとるので、以下の式で
使用する最大スレッド数が表せます。
　式Ａ：　１（分割キー取得コレクタ）＋２（子ジョブの対象データ取得コレクタ＋ワーカ）×多重度

バッチデーモンで通常ジョブを実行する場合は、以下の式で使用する最大スレッド数が表せます。
　式Ｂ：　１（バッチデーモンのコレクタ）＋２（実行ジョブの対象データ取得コレクタ＋ワーカ）×同時実行ジョブ数

バッチデーモンで分割ジョブを実行する場合は、以下の式で使用する最大スレッド数が表せます。
　式Ｃ：　１（バッチデーモンのコレクタ）＋（１（分割キー取得コレクタ）＋
　　　　　２（子ジョブの対象データ取得コレクタ＋ワーカ）×多重度）×同時実行ジョブ数

templete/SequentialSingleTransactionBean.xmlを使用した場合ですが、仕様として
多重度＝１に設定されていますので、
上記の式Ｃを用いると、以下のようになります。
　１＋（１＋２×１）×同時実行ジョブ数＝１＋（１＋２）×同時実行ジョブ数
queueLengthは使用するスレッド数の増減には関与しません。

また、バッチデーモンでの同時実行ジョブ数で使用されるワーカ側スレッドの上限
は、ThreadPoolContext-AsyncBatch.xmlで設定されていますので、
同時実行ジョブ数を増やしても、設定された上限を超えるスレッドは使用されませ
ん。

式Ｃをより厳密にあらわすと、以下になります。
　式Ｃ’：　１（バッチデーモンのコレクタ）＋１（分割キー取得コレクタ）×同時
実行ジョブ数＋Min(２（子ジョブの対象データ取得コレクタ＋ワーカ）×多重度）×
同時実行ジョブ数, ThreadPoolContext-AsyncBatch.xmlでの設定数）

以上、よろしくお願いいたします。

WebLogicのワークマネージャを別にすることになるかと思いますが、現時点では最終的にWebLogicのスレッドの設定に関する問題になると考えています。
ご指摘の点については今後改善できるか否かについては検討させてください。
以上です。