Tetsuo Handa
from-****@I-lov*****
2007年 7月 15日 (日) 22:25:16 JST
熊猫です。 > サポートについては、できる範囲で考えるべきで、希望や理想をベースに > 考えるべきではないと思います。できないものを請け負っても喜ぶ人は > いません。ひとつの方法としては、旧バージョンからの1.4への以降を > 呼びかけ、その手順を示すということが考えられます。 旧バージョンから 1.4.1 へ移行するには、 ポリシーの互換性が失われている(アクセス許可のチェックを行う箇所が変化している)ため ポリシーを再学習させる以外に無いでしょう。 > NTTデータとしての具体的サポートの内容や条件は、具体的な > 相手が存在してはじめて議論できると思っています。 > 「1.4で良いので使いたい。そのためのサポートを受けたいので、 > 条件を教えて欲しい」、というようなユーザが現れたら今日からでも > 具体的な話をすることができます。具体的なユーザがなく、 > メインラインにはいっていない状態で、24時間365日のサポートを > 行いますということは、NTTデータに限らず誰も約束できないでしょう。 サポートの内容はいくつかあるとおもいます。 1つ目は、ディストリビュータのカーネルがアップデートされた際に 対応する TOMOYO パッチとバイナリパッケージを作成して提供するものです。 パッチの作成には若干のスキルが必要ですが、コミュニティで対応できる範囲です。 2つ目は、導入および運用の支援を行うものです。 ポリシーの作成を代行したり、ユーザが作成したポリシーに対してアドバイスを行うなどです。 これには、試験項目を作成して試験するスキルが必要になります。 3つ目は、クラッシュなどの障害が発生した場合に原因を追跡してバグフィックスを行うものです。 これは高度なスキルが必要になり、会社による有償サポートで対応することになると思います。 > 最後に、サポートについては、半田さん個人としてできることも > あるはずです。それを考えてみることもして欲しいと思います。 ユーザの求めているのが1つ目の内容であれば、個人として対応できると思います。 しかし、私が飲み会で求められたのは2つ目や3つ目だと思っています。 そして、「1.4で良いので使いたい。そのためのサポートを受けたいので、条件を教えて欲しい」 と望んでいるユーザが、「NTTデータの原田さんにメールを送る」という一歩を踏みだせないでいる。 だから、「1.4で良いので使いたい。そのためのサポートを受けたいので、条件を教えて欲しい」という ユーザが現れるのを待つ姿勢では、ユーザは現れないと思います。 「24時間365日対応を約束できることを示す」必要は無いですが、 「どこに頼めば有償サポートを受けられるのか、あるいは有償サポートについてどこに相談すればよいのかを示す」 必要はあると思います。