[Tomoyo-dev 325] Re: TOMOYO Linux 1.4.2 / TOMOYO GUI 1.0.1 公開しました。

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Toshiharu Harada harad****@nttda*****
2007年 7月 20日 (金) 16:00:25 JST


根津さん、

こういう議論は良いですね。

Kensuke Nezu さんは書きました:
>> 新規の機能を実装しているのは半田さんなわけであって、
>> 早すぎるのならもっとゆっくりしたら良い気がするのですが
>> それでは駄目ですか?(笑)自分で自分に追いつけないと
>> 言っているような気がします。
> 
> それよりも、アップストリームマージを目指しているステージでは、新機能の
> 追加や大きな変更はせずに、コードの安定性やバグだしなどの品質向上を目指す
> べきなんじゃないかと思うのですが・・・。
> 基本的にstableなものでないと、アップストリームにマージするのは難しいと
> 思いますので、ある程度のところでFIXし、その技術のTTと品質向上に注力すべき
> ではないでしょうか?

そうなんです。あえて触れていませんでしたが、まさにポイントです。
メインラインを目指す=独自フックの1.Xは(1.Xの枝としては)先が
ないことになります。私の意見を書きますと、

・このような展開なので、もはや1.Xの積極的な機能拡張はない、ただ
・1.Xを使ってくれているユーザは存在し、そもそも
・メインラインに入っていてもいなくてもLinuxは無保証でその意味で
 1.Xを止める理由はない
・1.Xの機能は最終的には2.Xに移していくつもりだから、
 1.Xの普及や改善には意味がある
・メインライン化以外に、1.Xやその発展形が国内独自に
 残るという可能性もある

と思っています。なので、メインライン化に注力しながら、1.Xは
基本バグフィックスという路線だと思っています。

>> 書籍の遅延を気にするのであれば、実装と同時に
>> 新機能の紹介をWikiに掲載というのはありだと思います。
>> ただ、全体として、読者は必ずしも最新、最先端の
>> 機能に追随しているわけではなく、全てのユーザが
>> それを希望しているとも思いません。(という意見です)
> 
> 新機能をどんどん追加しながら、それをことごとく教えることがThinkITの記事の
> 使命とは私には思えません。それは、READMEなりソースなりをwatchすればいい
> のであって、ThinkITの記事は、観光ガイドみたいなレベルでいいのだと思います。

もとの記事で書いたWikiはThinkITさんとは別で、
ThinkITさんの記事はとりあえずサーバOS特集という枠では
この後OLSの振り返りがはいってそれで完結です。
根津さんが言うように、そこに最新機能をどんどん
紹介していくという使い方はないと思います。

>>>> いっそのこと、 Software Design の連載の原稿レビューをするために非公開の Wiki を作り、
>>>> Wiki で Software Design の原稿レビューをしていくようにしますか?
>>>> それだったら原田さんに原稿チェックのための稼動を掛けさせないで済みます。
>>>> 執筆者は個人ではなく TOMOYO Linux 開発チームということで。
>> 私の場合ですが、執筆者は書かれた内容に責任を持つ人で、最終的には
>> (複数人からレビューを受けたとしても)個人というのが
>> 考え方をしています。(それを押しつけるつもりはありませんけれど)
>> 自分が書いたり確認した資料以外には名前はつけないように
>> しています。チームとか研究会名義のものもあっても
>> 良いとは思います。
> 
> チームで仕事を請けて、(TOMOYOユーザ会とか?)割り当ては内部で決めるのは
> ありでしょうが、署名のない記事は責任がないので困ります。

そうですね。これは書籍だけでなく、WebやBlogも連絡先が
ないものは例えば間違いを見つけても連絡できないので
困ります。

> #出版社的にも原稿料を払う「誰か」が必要ですしw

確かに。ちなみに現所属では原稿料は会社が受け取ることに
なっています。お手伝いをしてもらっても報酬を渡せないと
いうのはそのためです。

-- 
原田季栄 (Toshiharu Harada)
harad****@nttda*****




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