Nobuyuki Tsuchimura
tutim****@nn*****
2005年 10月 12日 (水) 20:31:15 JST
土村です。 とにかく動くようにしました。 重複する機能はまだそのままです。 動作の確認がすめば、どれが不要かを見極めながら、 機能削除していきます。 * --enable-freetype なら FreeType 2.1.10 以降が必須(*)。 GSUB テーブルを利用して、縦書フォントを取得します。 VFlib2 は、まだ一応動くようにしてますが、 縦書フォントは以前の通り内部で位置合わせをしてますし、 まもなく機能削除します。 * vfontmap の書式が変わりました。 dvipdfmx の書式とだいたい同じで、 TFM エントリ名には、rml や gbm を使います。 (min や jis でもまだ動きます。) ENC に使うキーワードが次の6つのどれかになります。 "JIS-H" "Unicode-H" "Identity-H" "JIS-V" "Unicode-V" "Identity-V" -s/-e や index にはまだ対応してませんが、 内部的な実装はすんでいますので、 まもなく使えるようにします。 VFlib2 の機能削除の後にやります。 * 大きく変わったので、version を j1.22 → j1.30 にしました。 ------ ところでご相談なのですが、 * vfontmap のファイル名は現状で問題ないでしょうか。 virtual font map の省略形?VFlib font map の省略形? 拡張子に .map がなくてもよい? * vfontmap の TFM エントリ名に、 min/tmin を書いた場合と rml/rmlv を書いた場合で、 文字の位置が少しずれるようです。 dvips の出力とも比べて誤差の範囲と思っていますが、 他の方にも検証していただけるとありがたいです。 * tategaki.c や、zeit.c の auto_shift() は 不要になると思うのですが、 trim_side_blanks_in_ZEIT_bitmap() 等はどうでしょうか。 正方形メトリックを前提にすれば不要だと思うのですが、 長方形メトリックが出現する場面がどのぐらいあるのか、 よくわかりません。 ------ (*) FreeType 2.1.10 を組み込むために、CVS から取った後に、 手元では以下のスクリプトで xdvik/texk/xdvik/configure を 書き直しています。 前もって freetype-2.1.10 を適当な場所で make しておいて、 FREETYPE= に指定します。 --- ここから FREETYPE=../../../freetype-2.1.10 perl -pi -e "s @ freetype-config --cflags @ echo -I $FREETYPE/include @ g;s@\`freetype-config --libs\`@\`sh $FREETYPE/builds/unix/freetype-config --libs | sed -e 's|-lfreetype|$FREETYPE/objs/.libs/libfreetype.a|'\`@" configure --- ここまで あるいは、拙作 ptetex3 をお使いいただくと、 最新の xdvi を含めて teTeX 環境まるごと手に入ります。 http://www.nn.iij4u.or.jp/~tutimura/tex/ptetex.html -------- 土村 展之 Nobuyuki Tsuchimura