OSDN Subversionの使い方

OSDNでは、Subversionを使ってソースコード管理をすることができます。Subversionサーバのホスト名は、「svn.osdn.jp」です。

Subversionリポジトリにアクセスするためのクライアント

UNIX/Linux環境では、svnコマンドを使用してSubversionリポジトリにアクセスするのが一般的です。また、WindowsではGUIで操作できるTortoiseSVNというツールもあります。TortoiseSVNの使い方については、WindowsでSubversionを使う:TortoiseSVNでバージョン管理をご参照ください。

プロジェクトメンバー以外によるソースコードの取得

プロジェクトメンバーではない場合は、ソースコードを取得することはできますが、変更を加えることはできないようになっています。そのため、httpを利用して、チェックアウトをしてください。

svn checkout http://svn.osdn.net/svnroot/YOURPORJECT

上記「YOURPROJECT」はプロジェクトUNIX名に置き換えてください。YOURPROJECTのあとにパスをつけると、そのパスをチェックアウトすることができます。

プロジェクトルートをチェックアウトすると、不必要に巨大なデータを取得する事になるかもしれません。あらかじめViewCVSでレポジトリをチェックして必要なパスを調べておきましょう

プロジェクトメンバーによるソースコードの取得

プロジェクトメンバーの場合は、SSHもしくはHTTPSを利用してソースコードを取得します。

ssh 経由の場合

ホスト鍵のfingerprintは以下の通りです。

ProtocolFingerprint
SSH version 2 (RSA)SHA256:uKMD1XyGiRCd6QyzCpvlJ5ME79d939Z1Frdua9uZEUE
MD5:b7:78:67:21:63:ef:c2:a8:af:88:6c:a6:98:a7:06:75
SSH version 2 (EDCSA)SHA256:9K7tpuAFYBPZdA0DhEJGTGbzDU63vXHVYdtgf7sEArc
MD5:1c:3b:fe:2d:67:69:02:85:4b:79:64:c8:b5:bc:1e:9b
SSH version 2 (ED25519)SHA256:Zvhg5QZkdPGUR7tOa+xG3txNwFTZCWpOhJKVMAs8H04
MD5:e9:bb:c8:97:b5:f1:f6:d6:5a:17:a8:ab:65:2e:ed:6b

まず、アカウント管理で、ssh公開鍵を登録します。ssh2(rsa,edcsa,ed25519) の鍵が利用できます。ペーストする際に、必ず1つの鍵が1行におさまるようにしてください。そうしないと、鍵が正確にコピーされません。登録された鍵は、数分で有効になります。

svn checkout svn+ssh://USERID@svn.osdn.net/svnroot/YOURPROJECT

上記「USERID」は、OSDNのユーザIDに、「YOURPROJECT」はプロジェクトUNIX名に置き換えてください。yourprojectのあとにパスをつけると、そのパスをチェックアウトすることができます。

HTTPS の場合

ssh の鍵の登録は必要ありません。チェックアウトは以下のようにします。USERID, YOURPROJECT は ssh の場合と同じくユーザ名、プロジェクトの UNIX 名に置き換えてください。゛YOURPROJECT の後ろに続けてチェックアウトしたいパスを指定できます。

パスワードを尋ねられますので、OSDNのログインパスワードを入力します(もしパスワードの問い合わせがない場合、HTTPS ではなく HTTP になっていないかチェックしてください)。

svn checkout https://USERID@svn.osdn.net/svnroot/YOURPROJECT

Tips

プロジェクトルートをチェックアウトすると、不必要に巨大なデータを取得する事になるかもしれません。あらかじめViewCVS等で必要なパスを調べておきましょう

Subversionの管理方法

ここからは、プロジェクト管理者(開発者)がOSDN上でSubversionリポジトリを管理する方法を解説します。

CVSからSubversionへの変更

OSDNでCVSを利用して開発をしているプロジェクトで、Subversionに移行したい場合は、プロジェクト管理者がサポートリクエストで依頼してください。OSDNスタッフがSubversionに変換します。この場合、以下のような形で変換されます。プロジェクトのCVSの使い方によっては変換できない場合があります。

/svnroot/yourproject
/svnroot/yourproject/yourmodule1
/svnroot/yourproject/yourmodule1/branches
/svnroot/yourproject/yourmodule1/tags
/svnroot/yourproject/yourmodule1/trunk
/svnroot/yourproject/yourmodule2
/svnroot/yourproject/yourmodule2/branches
/svnroot/yourproject/yourmodule2/tags
/svnroot/yourproject/yourmodule2/trunk

上記以外の形で移行する場合は、移行後にsvnコマンドで変更するか、Sunversionダンプ形式(cvs2svnで作成できます)でトラッキングに添付して、その旨ご連絡ください )