ChaKi.NET (3.16 Revision 653) | 2021-01-23 23:11 |
ChaMame (1.0.4) | 2020-01-14 17:04 |
Patch Files (TextFormatter for ChaKi.NET (2010/11/20)) | 2010-11-21 23:23 |
その他 (CaboCha-0.66/UniDic用モデルファイル) | 2013-02-18 17:00 |
旧版[ChaKi Legacy] (2.1.0 Build 202) | 2008-11-16 23:47 |
Scripting機能とは、スクリプト言語の処理系をアプリケーションにプラグイン的に組み込み、その処理系上で任意のプログラムを実行する機能です。アプリケーション外でスクリプト言語を動作させる場合と異なり、その時点でアプリケーション内に存在するオブジェクトにアクセスできるため、マクロ処理を記述するような用途に用いることができます。 ChaKi.NETでは、IronPythonとIronRubyの2つの処理系をサポートしています。
Scripting機能は、Scriptingパネルを介して使用できます。Scriptingパネルが表示されていない場合は、メインメニューから"View - Scripting Panel"を選択して表示させます。
IronPython, IronRubyのランタイムが必要ですので、ChaKi.NETのインストール場所にそれらが存在しない場合は、各パッケージをダウンロードして、パッケージに含まれるdllをコピーして下さい。
Scriptingパネルは上部がスクリプトを記述するペインで、下部が実行結果を表示するペインとなります。 例えば、上のパネルに次のように入力して、実行ボタンを押すと、スクリプトエンジンがDLLから動的に読み込まれ、スクリプトが実行されます。
スクリプトからは、ChaKi.NETのpublicなクラスを参照可能です。例えば、KwicViewの内容をExcelエクスポート用のメソッドを用いてリストするには、次のようにします(IronRuby)。
load_assembly "System.Windows.Forms" load_assembly "ChaKi.NET" load_assembly "ChaKiEntity" current = ChaKi::MainForm.Instance.KwicView.GetModel() records = current.KwicList.Records records.each do |r| print(r.Left.ToString2(false,false)) print("/"); print(r.Center.ToString2(false,false)) print("/"); print(r.Right.ToString2(false,false)) print("\n") end
実行結果は次のようになります。