[Gauche-devel-jp] Cとの連携

Back to archive index

Makoto Satoh makot****@yahoo*****
2003年 10月 3日 (金) 09:00:56 JST


佐藤です。

丁寧な説明、ありがとうございます。

genstubの機能をうまく利用して手を抜け、ということですね。

Shiro Kawai <shiro****@lava*****> wrote:

(snip)
> また、genstubはboxing/unboxingもある程度は面倒をみてくれます。

(snip)
> > このownershipについては、何となく分かるような分からないような
> > 感じですので、もう少し勉強してきます。
> 
> ownershipとは、誰がそのオブジェクトなり資源なりの後始末を
> するかということです。mallocしたものは誰かがfreeしなければ
> なりませんし、openしたファイルディスクリプタは誰かがclose
> しなければなりません。
> 
> メモリに関しては、Gauche側でアロケートしたもの
> (SCM_NEW/SCM_NEW_ATOMICでアロケートしたもの)は全てGaucheの
> GCが面倒をみます。外部のCライブラリを呼ぶ場合は、外部のCライブラリ
> 中でmallocする場合がありますから、そういうのはC側に所有されることに
> なり、C側で後始末をつけなければなりません。

なるほど。よく分かりました。

> > MySQLについては、DBI/DBDライクな仕組みがやはり良いのでしょうが、
> > とりあえず自分ローカルでも使えないかなと思いましたが、ハードルが
> > 高かったです。
> 
> DBI/DBDはたぶん、MySQLのAPIをScheme側にexposeした上で、Scheme
> 上で組むことになると思います。
(snip)

なるほどなるほど。では、とりあえずMySQLのAPIを全てScheme
から使えるようにしておくのはOKですね。

多分、他のSchemeでMySQLブリッジが実装済みのものがあると
も思うので、それらも参考にしながらはまってみようと思いま
す。DBIとは別にdbmインタフェースもかぶせられると、以前に
アドバイスいただいたWiLiKiのバックエンドにもできますし。

# LAMPと呼ばれるような、MySQLありきのフレームワークは、
# インストールだけでも面倒なのであまり好きではないですが、
# すでにMySQLを持っている人には便利ですよね。
# MySQLをインストール済みの人は、ちょっと速いWiLiKiが
# 使えますよ、程度でしょうか。。。

--
Makoto Satoh



Gauche-devel-jp メーリングリストの案内
Back to archive index