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CMS(コンテント・マネージメント・システム)。XML 周辺規格を最大活用し、ワンソース-マルチユース(XSLT によるデータの再利用)・マルチランゲージ(I18N・翻訳援助)・マルチユーザー(個別認証)な環境を構築可能。また、セマンティック Web の観念に基づいてすべてのリソースにメタデータを与えることで検索性・再利用性の向上を図り、フォーマット別でファイルを整理しやすい裏側のディレクトリ構造(例:「xhtml/about_icho.xml」)と、公的なパーマリンク(Permanent + link――いつまでも変わること・失われることが無い安定したリソース参照先)(例:「doc/2005/01/01/about_icho」)を分離させることでコンテントネゴシエーション(閲覧者の環境に最も適したフォーマット・言語を自動的に選別して提供すること)を実現させる。各ウェブマスターは一般的なブログツールのテンプレートをいじるような気安いレベルの XSLT を書き、それを独自の XML・プレーンテキスト・Wiki などの様々なタイプのリソースに適用させて最終的な結果を得る。基本的にはあらかじめ定義された語彙や基本的な XSLT テンプレートを使うことになるが、独自の XML の語彙や XSLT テンプレートを自由に作れ、そしてそれらを銀杏の公式サイトに持ち寄って他のユーザーと共有させることも出来る(所謂プラグイン)。スキーマ言語による構文の正当性判断・クライアントサイドスクリプトによる記述支援(Ajax)・テンプレートの一覧など、様々な角度からの補助システムによってより早く確実に新規リソース追加・更新・削除出来る。
『銀杏(仮)』は XML をその頭文字 Extensible の通り拡張・活用し、効率良く快適に、そしてウェブ標準に則った――むしろ先駆する――ウェブサイトを管理するためのスクリプト・データ仕様の集合体だ。 |