日本語化


このページではLiferayを日本語化する手順を提供します。
日本ユーザグループが用意しているファイルをインストールするためには、開発環境構築での環境が必要です。
開発環境が整っていない人は、開発環境構築から行ってください。
*Liferay本家が用意している日本語ファイルでの日本語化は、開発環境が無くても可能です。


Liferay起動

  • Liferay実行環境をインストールしたディレクトリのbinへ移動し、サーバを起動させます。
    # cd /opt/liferay-portal-tomcat-5.5-5.1.2/bin
    # ./startup.sh
    


ログイン画面

  • Liferayのインストールが成功していたら、下のようなログイン画面が表示されるでしょう。

liferay_login.png

  • 初期ユーザである、ID:test@liferay.com Password:test でログインします。


Languageポートレットの追加

  • 左上のメニューからAdd Applicationsの追加を選択し、ToolsカテゴリのLanguageのAddをクリックします。

liferay_language.png

Languageポートレットから日本語を選択

  • Languageポートレットから日本の国旗をクリックすることで、日本語化は完了です!

liferay_japanese.png

  • しかし、デフォルトで用意されている日本語はあまりにも不自然ですね。そこで、日本語ファイルを変更してみましょう!

日本語ファイルを変更する

  • Before

liferay_before.png

  • 漢字で家ってしぶいですね。これをホームに変えてみましょう。


  • 日本語ファイルは、プロパティファイルとして開発環境構築で準備したliferay-portal-src-5.1.2に入っています。
    liferay-portal-src-5.1.2/portal-impl/src/content/Language_jp.properties
    
  • このプロパティファイルを開発環境構築で準備した、liferay-portal-ext-5.1.2の以下のパスへLanguage-ext_jp.propertiesとしてコピーします。
    liferay-portal-ext-5.1.2/ext-impl/classes/content/Language-ext_jp.properties
    
  • EclipseのpluginであるProperteisEditorなどで開いてください。下の画像のようになりましたか?

liferay_open.png

  • どうやら、家というのはhomeの直訳のようです。ホームに修正しましょう。

liferay_home.png

  • 修正後、antからデプロイを行います。うまくいかない場合は開発環境構築へ戻り、app.server.propertiesを確認しましょう。BUILD SUCCESSFULとなれば成功です。

liferay_deploy.png

  • Tomcatを再起動後、変更が反映されているのを確認してください!

liferay_after.png

日本ユーザ会の日本語ファイルを参考にする

  • Liferay日本ユーザ会が翻訳したバージョンは5.0.1rcです。差分があるので5.1.2にそのままは使えませんが、大部分はそのまま使えます。
  • このページ上部にあるメニューからダウンロードをクリックし、liferay-portal-jboss-tomcat-4.2-5.0.1rc.zipをダウンロードします。日本語ファイルは以下のjarに含まれています。
    liferay-portal-jboss-tomcat-4.2-5.0.1/server/default/deploy/ROOT.war/WEB-INF/lib/portal-impl.jar
    
  • 上記のjarファイルをunzipなどで解凍してできるcontentディレクトの中のLanguage_ja.propertiesファイルです。Language_ja.properties.nativeファイルはテキストエディタで参照できます。