internal22-228-カーネルロック関数の動作詳細 - Linux Kernel Documents Wiki - Linux Kernel Documents

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カーネルロック関数の動作詳細

• kernel_flag
  • Linuxカーネルのロックのためのフラグ
• task_struct中のメンバlock_depth
  • Linuxカーネルロックのネスト数
• lock_kernel()関数
  • システムコール、ページフォルト処理の開始前にカーネル資源をロックする。

              if(current->lock_depth++ >= 0) spin_lock(&kernel_flag);
    

• unlock_kernel()関数
  • システムコール、ページフォルト処理の終了時にカーネル資源のロックを 解除する。

              if(--current->lock_depth <= 0) spin_unlock(&kernel_flag);
    

• release_kernel_lock()関数
  • スケジューラを呼び出しCPUを放棄する時に、 一時的にカーネルロックを解除する。

              if(current->lock_depth >= 0) spin_unlock(&kernel_flag);
    

• reacquire_kernel_lock()関数
  • 再スケジューリング後、再びカーネルロックを行い、システムコール 処理、ページフォルト処理を継続する。

              if(current->lock_depth >= 0) spin_lock(&kernel_flag);
    

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(NIS)HirokazuTakahashi
2000年06月11日 (日) 22時29分57秒 JST1

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