neptune_explorer_0x9 (v0.000000001(β1)) | 2009-11-02 23:23 |
Neptune-UI (0.01.40.20) | 2008-07-12 20:15 |
もともとMSLと言うものがあったのですが───んまぁ殆どの人は知らないでしょうねぇ・・・。
Open-MGLのサブシステム的なライブラリで、Open-MGLのうち、DirectXとは無関係な、ゲーム開発とは無関係な部分、
例えば共通ユーティリティ関数等を、別途のスタティックライブラリとして分けていたものです。
MSLと言うのは「Myu Standard Library」と言う、まぁMGL(=Myu Game Library)並に適当と言うか安直なネーミングだったんですけど、(苦笑
この度、ちゃんとした名前が付きまして、「Roast+」と言う名前になりました。
名前付けの理由に関しては、Wikiの方にぐだぐだ長々と書いてあるので、まぁお暇な方は見てみるといいでしょう。(何
名前変更に従って、方針も変更しました。
それまでは単なる、ユーティリティ関数を、とりあえず汎用的に使えるように分けて置いただけだったのですが、
「Boostに対抗!」と言う事で、比較的本格的なライブラリに仕上げて行こうかと。
具体的に何が変わるかと言えば、まずCでも可能な限り使えるようにの対応、
先日Boostを解析していた産物としての、Boost.PPのクローン的な「MSL/PP」→「Roast PP」、
今まで特にドキュメント化されていなかった(単なる内部的なユーティリティの扱いだったので)のを極力ドキュメント化、
ソースの見直し、速度改善、ユーティリティ関数/クラスの増強と既存の関数/クラスの整理と再配置、
・・・と言った所ですかね。
あ、そうそう。あとライセンスに関しても、ちょっと弄ろうかと。
具体的に、先日BSDからMITに変えたばっかなのをまた変える、とかではなく、
Roast+のための、Roast+専用のライセンスを設けようかと。
「Roast License」と言う名前で考えています。Apacheライセンスみたいな感じで。
ベースは、ApacheがBSDをベースにしているように、こちらはzlib/libpng Licenseをベースにします。
zlibライセンスは元々かなり緩いライセンスですが・・・更に緩いライセンスを作ろうかと考えています。
て言うかzlibをベースに新たなライセンスを作ろうとしている一番の理由は・・・どっちかって言うと、余りに↑の訳が直訳過ぎて、
ないし元の英文を見ても、イマイチ曖昧な気がして、もうそんならいっそ同じような内容のライセンスを、
ちゃんとした日本語で、独自に作ってしまえ!と言うのが発端です。別により緩くするのが目的ではなく、「折角なのでもっと緩めておいてみよう」程度の話だったりします。
一応ドラフト版もざっくりと書いてあったりします。こんな感じ。まぁ基本的には zlib/libpng をコピペ、それをベースにちょこちょこ修正。MITの一文なんかも取り込んでみたり、と言った感じです。
ちなみにこの「Roast License」を適応するのは、Roast+のみ。他のOpen-MGL自体は依然としてMIT Licenseのままで行こうかと思っています。
・・・そんなプロジェクト内で違うライセンスが混在って、SourceForge.jp的にアリなのかどうか分りませんが・・・。
まぁ駄目な場合は「Roast」と言う別プロジェクトとしてまた立ち上げればいいかなと思っています(Open-MGLからNeptuneが派生したのと同様に)。
まぁそんな感じの状況です。
Open-MGLのライセンスを BSD License から MIT License へと変更しました。
ちなみに変更の理由としては、BSDの場合、
「特別の許可が無くては、このソフトウェアから派生した製品の推奨や宣伝に、<組織>の名前やその貢献者の名前を使用してはいけない。」
と言う条項があるのですが、別にそんなの制限する理由はないし、むしろバンバン宣伝して貰った方が良いじゃない!?と言う事でです。
元々、MITを初めて見て調べた当時から、「将来的にはMITにしよう」と、思っていたのですが、
当時MITってあんま知られて居なさそうだったのでやめておきました。
で、昨今、割とMITを採用するソフトウェアも増えつつあり、
「そろそろ良いだろう。」と言うことでMITに変更した次第です。