変数展開のルール

変数と引数

reptファイル内では、

ReptName(数字)

という文字列は変数となります。変数はユーザーから渡された引数に特定のルールに沿って変換されます。

例えば、

Args:
  引数1
  引数2
Index: !ReptName1.txt
!ReptName1と、!ReptName2です。

というreptファイルを

% rept sample1.rept Hoge 'ホゲ'

と実行した場合Hoge.txtというファイルが作られ、

Hogeと、ホゲです。

という内容になります。

変数展開は先頭大文字のキャメルを基本とする

reptコマンドに渡す引数は、原則として先頭大文字のキャメル(VariableName)を渡すようにして下さい。 先頭大文字のキャメルを渡さなくてもエラーになったりはしませんが、展開パターンは先頭大文字のキャメルが渡されたものとして変換を行います。

例えば、ReptNameという変数の場合は実際の処理としては渡された引数に対して何もしないということを意味します。

展開パターン

最後に、reptファイルに記述された変数に対して、各引数がどのように展開されるかを説明します。

変数名1単語、キャメル12単語、キャメル2単語、先頭小文字
ReptNameHoge→HogeVariableName→VariableNamevariableName→variableName
reptNameHoge→hogeVariableName→variableNamevariableName→variableName
reptnameHoge→hogeVariableName→variablenamevariableName→variablename
REPTNAMEHoge→HOGEVariableName→VARIABLENAMEvariableName→VARIABLENAME
rept_nameHoge→hogeVariableName→variable_namevariableName→variable_name