これはTERASOLUNA Server Framework for Java (Web版) のチュートリアルプロジェクトを導入する手順書です。
下記手順に従うことで、チュートリアルプロジェクトを実行することができます。
導入環境には、あらかじめ下記のものが用意されている必要があります。
併記されているバージョンを元に動作確認を行っていますが、このバージョン以外の環境での動作を制限するものではありません。
また、これらのインストール及び設定の手順については、別途Web上の利用ガイド等を参照してください。
プロジェクトの「\ant」フォルダには、antタスクが記述された「build.xml」が存在します。以下がantタスクの一覧です。
antタスク | 説明 |
clean | 作成したwarファイル、コンパイルされたクラスファイルの削除を行う。 |
compile | コンパイルを行う。 |
native2ascii | native2asciiにてプロパティファイルのコード変換を行う。 |
deploy | プロジェクトのデプロイを行う。 |
createJavaDoc | JavaDocの生成を行う。 |
EclipseにWTPプラグインが導入されている場合、以下の手順でサーバーを追加します。
チュートリアルプロジェクトをEclipseにインポートします。また、HSQLDBをインストールします。
terasoluna-server4jweb-tutorial_(バージョン番号).zipを任意のフォルダに展開します。
展開されたterasoluna-server4jweb-tutorial_(バージョン番号).zipのフォルダ名が「tutorial-thin」であることを確認します。
展開ツールや展開のしかたによっては、フォルダ名が「terasoluna-server4jweb-tutorial_(バージョン番号)」となる場合がありますが、フォルダ名を手動で「tutorial-thin」に変更してください。
エラーが出る場合は「備考」を参照し、設定を変更してください。
以下の手順でHSQLDBをインストールします。
チュートリアルプロジェクト直下に存在する「hsqldb.zip」を「C:\」直下に展開します。
(※)指定されたディレクトリは固定ではないため、適宜読み替えて実行してください。
ここでは、(Windows XPの)C:\に展開すると仮定し、手順を進めていきます。
「C:\hsqldb\terasoluna\startDB.bat」を実行します。
データベースが起動した状態で、「C:\hsqldb\terasoluna\startDBManager.bat」を実行します。
DBManagerが起動し、connect画面が表示されます。続いて以下を入力します。
入力項目 | 入力する値 |
Type | HSQL Database Engine Server |
Driver | org.hsqldb.jdbcDriver |
URL | jdbc:hsqldb:hsql://localhost/terasoluna |
User | sa |
Password | なし |
データベースの接続後、画面左のテーブル一覧に以下が存在することを確認します。
確認項目 | 値 |
テーブル名 | USERLIST |
カラム | ID, NAME, AGE, BIRTH |
※このままhsqldbは起動したままにしておきます。
WTPプラグインを利用する場合、以下の手順でプロジェクトを実行します。
サーバービューで「tutorial-thin」のプロジェクトをサーバに追加します。
WTPプラグインを利用しない場合、以下の手順でプロジェクトを実行します。