GSUB による縦書フォント

Takanori Uchiyama uchiy****@appi*****
2005年 9月 29日 (木) 23:08:39 JST


From: Nobuyuki Tsuchimura <tutim****@nn*****>
Subject: Re: GSUB による縦書フォント
Date: Thu, 29 Sep 2005 21:26:39 +0900

>   FreeType-2.1.10 以降を必須にされると困る、
> と言う方は、早めにご意見お願いします。
> VFlib 対応部分や tategaki.c なんかの
> 位置調節のコードが不要となる、
> ちょっと大がかりな修正をしようとしてますので。

実は, もっと手をいれることができて, 約物の補正をしている部分を取り除い
て, min10.vf や jis.vf などの virtual font 経由で, 約物も含めて全て等
幅で描画できるようになります. dvips や dvipdfmx と同様にです. 

>   すいません、前のメールを読み直したら、
> JIS-{H,V} のようなものを提案されてたのですね。
> 
>   私は CMap と同じでも、そんなに問題を感じてないです。
> もし CMap をサポートするとなれば、
> vfontmap での表記は今のままにしておいて、
> OpenType フォントと TrueType フォントで、
> アクセス動作を切替えればよいと思っているからです。
> OpenType は CMap で得られた AdobeJapan1 で、
> TrueType は同様に得られた AdobeJapan1 から、
> 更に Adobe-Japan1-UCS2 という CMap で Unicode に変換して、
> アクセスするということです。

OpenType と TrueType の判定が必要ですが, どうしますか. vfontmap に記述
するフォントファイル名から, 拡張子を省略できなくなりせんか. FreeType
を介してフォントからデータを取得するので, フォントに直接アクセスする
dvipdfmx とは事情が異なります. 
 
>   内山さんは、JIS から Unicode への変換は、
> EUC-UCS2 を使うことを考えてられるのでしょうか。

CMap を自前で用意すると理解していましたので, 新たに JIS-UTF16 のような
ものです. dvipdfmx が EUC-UCS2 を自前で用意しているようにです.

FreeType の API で, 内部配列が何であっても共通に利用するためには,
unicode を使うことになるので, unicode に変換する CMap を使うのが自然で
あると考えます. 

unicode への変換を考える場合, Unicode-{H|V} の中身は, 無変換という意味
では, Identity-{H|V}と同じです(これなら, CMap として外にだす意味は薄い). 
CIDへの変換を考えるなら, 変換先は, Adobe-何なんでしょうか(決められない). 

OpenType と TrueType を区別するのであれば, OpenType には, 既存の CMap
をそのまま使って, Unicode-{H|V} のようなものは使わないことになりません
か. 
-- 
Takanori Uchiyama, Ph.D.
Dept. Applied Physics & Physico-Informatics,
Fac. Science & Technology, KEIO University



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