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これを見ている中には、Puppy Linux から特定のパッケージを増減させた独自の Puppy を作ったり、
Puppy Linux から派生したディストリビューションを作成したいと思っている人もいるかもしれません。
Puppy Linux ではそのためのツールも存在し、容易に実現させてくれます。
メニュー - セットアップ - PuppyCDライブのリマスタ で パピーシンプル CD リマスタ が起動します。
これは現在の構成を元に本体の .sfs ファイルを再構成し、それを CD に書き込みます。
CD の代わりに .iso ファイルを生成する事もできます。
簡単に手順を記載します。(Precise など最近のバージョンでの手順です)
これらの作業中に極力アプリの起動をしないで下さい。 アプリの起動で関連ファイルが作成され、それらが CD・.iso ファイルに書き込まれてしまいます。 例えばブラウザを起動すると、キャッシュファイルなどが生成される事にご注意下さい。 配布を行うなら通常 .iso ファイルを生成する必要があるでしょう。 また、生成した CD か .iso ファイルを元にして更に編集する事ができます。どちらかは生成して下さい。 修正し忘れや作業追加は、生成からの編集で可能です。 本体 .sfs と vmlinuz initrd.gz は対になっています。 そのため、ファイルコピーで行う場合、本体 .sfs だけ上書きしても Not Found となって起動しません。 vmlinuz initrd.gz も一緒に上書きして下さい。
他のリマスターも使用して生成もできますが、 普通に .pet や .deb でインストールした場合、生成された CD・.iso ファイルの中にも入ってしまいます。 RAM に展開していない /mnt/home や他のパーティションに解凍しておき、実行すると良いでしょう。
http://sakurapup.browserloadofcoolness.com/viewtopic.php?f=30&t=2426
シノバー user:shinobar さんによるリマスター。.pet で普通にインストールした場合は日本語表示にも対応します。
/etc /root も含めてそのままリマスターを行います。
http://sakurapup.browserloadofcoolness.com/viewtopic.php?f=30&t=2436
シノバー user:shinobar さんによるリマスターですが、他とは違う動作です。
Mkdist を実行し、.iso .sfs initrd.gz を選択してフォルダに展開します。
そのフォルダを編集した後、再度 Mkdist を実行してフォルダを選択すると
.iso .sfs initrd.gz を生成してくれます。
わざわざ起動する事なく生成でき、特に boot 関連の編集はすぐに .iso ファイルを生成できて便利です。
(本体の .sfs ファイル生成は時間がかかります)
ソースの選択によって、下記の動作をします。
.iso (CD)
.sfs
initrd.gz
initrc.gz を解凍し、DISTRO_SPECS を変えて再生成します。 initrd.gz の解凍は下記のコマンドです。
gzip -cd ../initrd.gz | cpio -im -d
生成は下記のコマンドです。initrd_new.gz になります。
find ./ | cpio -H newc -o | gzip > ../initrd_new.gz
このページの上記に記載する Mkdist を使用し、GUI で initrd.gz の解凍・生成が可能です。
DISTRO_SPECS を変更した場合、本体 .sfs 内の /etc にも DISTRO_SPECS があり、
こちらも変更する必要がありますので、ご注意下さい。
下記から入手できます。
http://www.puppylinux.com/development/compilekernel.htm
日本語フォーラムにも投稿があります。ヒントになるでしょう。
ただし、文中の URL は現在参照できない事に注意して下さい。
http://sakurapup.browserloadofcoolness.com/viewtopic.php?t=1280
PuppyFAQ の
「Q15:パピーをベースにした私自身のディストリビューションをリリースできますか?」
を参照して下さい。