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独自のテーマを作成したいと思っている人もいらっしゃるでしょう。
このページではテーマの作成方法に関する情報をまとめます。
メニュー - デスクトップ - Pwallpaper 背景画像の設定 から変更可能です。
一部のバージョンは /usr/share/backgrounds の画像ファイルのみを参照します。
そのため壁紙のファイルは /usr/share/backgrounds 内に置く必要があります。
配布する前提で作成する場合は、環境に応じていくつかの比率で作成しなければいけないかもしれません。
メニュー - デスクトップ - デスクトップアイコンの切替 から変更可能です。
/usr/local/lib/X11/pixmaps 内にテーマ名のフォルダを置き、その中に画像ファイルを置きます。
これは他のところで「Gtk2」「Gtkテーマ」を表記されている場合があります。
メニュー - デスクトップ - Gtkテーマの選択 から変更可能です。
/usr/share/theme 内にテーマ名のフォルダを置き、その中は gtk-2.0 フォルダ、
その中に設定ファイル gtkrc を置きます。
画像ファイルを用いる場合は gtkrc と同じ gtk-2.0 内に置きます。
Windows で「タスクバー」と言われる表示は Puppy では「パネル」と読んでいます。
他のディストリビューションでは「トレイ」と言われる場合もあります。
これらは「ウインドウマネージャ」で扱われます。いくつかの種類があり、
Puppy Linux では多くの場合 JWM というウインドウマネージャーです。
メニュー - デスクトップ - JWMの設定 から JWMテーマの選択 で変更可能です。
/root/.jwm/themes/ の中に JWM テーマ(いわゆるパネルの設定)があります。
/root/.jwmrc が全体の設定ファイルで、メニューなどの設定がここにあります。
外見的なカスタマイズでは変更不要です。
. が頭に含まれているため、隠しファイル・フォルダ状態になっている事にご注意下さい。
一部のバージョンでは Openbox を採用している事があります。日本語版では存在しません。
ウインドウマネージャは他にもいくつか存在します。それらを使用した Puppy も配布されています。
上記のテーマを含めたアーカイブにして配布します。
.tgz(tar.gz)でも構いませんが、手軽にインストール・削除できる .pet での配布もご検討下さい。