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もしあなたが私に似ているとしたらどうでしょう。私は長いパス名をキーボード入力するのが嫌いです。むしろ ROX でディレクトリの階層を降りてゆきます。
例えば端末画面を表示させてください。そして次のように入力してください:
cd /usr/local/lib/X11/pixmaps/
端末画面を使って特定のディレクトリからソフトウェアを実行しなければならない場合に時間がかかってしまいます。例えばプログラムを実行するはずのアイコンをクリックしたのに動かない時です。端末画面からそのプログラムを実行すれば、たいていは何らかのエラーが出ますし、何が間違っているのかを教えてくれます。
上と同じパスを使って、手が届きにくいディレクトリを扱うための簡単な方法を見てみましょう。デスクトップ上の ROX(家の形の「ファイル」アイコン)をクリックしてください。緑色の上向き矢印をクリック、usr をクリック、local、lib、X11 をクリック、最後に pixmaps をクリックしてください。次に Esc キーの下にあるキー、つまり「~」と「」が書かれているキーを押してください(訳注:日本語キーボードだと Shift+@ キー)。端末画面が開き、呼び出されたディレクトリがカレントディレクトリになっています。表示されるファイルがそのディレクトリにあるのと同じものか確かめるため、「ls」と入力して Enter キーを押してください。当然それらが表示されます。
Linux では小文字と大文字が区別されることを思い出してください。x11 と X11 は別ものです。キーボード入力の最中に間違えるのはよくあることです。上で入力する間にそのことに気づいたかもしれません。