OpenI2C Radio:仕様や設計要件など

主な仕様

・16x2行(若しくはそれ以外)のHD44780 http://miqn.net/periph/15.html 互換LCDチップ搭載のキャラクタ液晶(その他についてはドライバの追加で対応)

・ 16キーマトリクスによる操作

・電源電圧は4.8〜6.5V。エネループ™ NI-MH蓄電池4本を標準とし、緊急時はアルカリ/マンガン電池を利用可能にするため。

 ・可能な限り、5Vスイッチング電源からの電力供給に対応する(コモンモードチョークやラインフィルタの使用など)

 ・アイドル時に2mA以下(目標)、無音時に20mA以下(目標)、フル音声時に0.15A以下(目標)

・感度不足の補間のために、MW/LW,SW,FMのそれぞれに独立した高周波アンプ(1〜2段)を設ける。

・ステレオスピーカー。

・PIC18Fxxxx系MCUによるラジオ操作とその他の機能

 ・柔軟なユーザ設定を最初から入れ込む

 ・MCUプログラムに関しては電源管理機能の活用やバックライトへのPWM採用による省電力化を基本とする。

 ・又、各所チップが違うものになっても「容易に」差し替えが効くようなモジュラー構成の徹底をハードウェア・ファームウェアで行う。

 ・オフラインヘルプ

・ファームウェアに関しては、GPLv2+LE。リンクするライブラリの一部のみGPLv2の例外として、配布するソースコードについてはほぼGPLv2

搭載チップ

・MCU: PIC18F46K20 (TQFP44 http://jp.rs-online.com/web/p/microcontrollers/0564135/ / DIP http://jp.rs-online.com/web/p/microcontrollers/0564125/ ) ※v1.0に限りPIC18F45K20でも可

・RADIO: AKC6955 (AITENDO M6955) http://www.aitendo.com/product/7012 又は DSP6955 http://www.aitendo.com/product/7351

短波が不要な場合は AKC6951(AITENDO M6951) でも可 http://www.aitendo.com/product/7011 http://www.aitendo.com/product/7350

・LCD: SC1602BBWB-XA-LB-G http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04794/

・AUDIO: NJM2073 http://semicon.njr.co.jp/jpn/product/audio/audio_amp/NJM2073.html

・3.3Vレギュレータ TA48M033F http://www.semicon.toshiba.co.jp/info/lookup.jsp?pid=TA48M033F&lang=ja

 ※D/Dコンバータは、高効率の反面ノイズの面で厳しくなることが強く予想されるのでLDOを使用する

今後要検討事項

・UIにロータリーエンコーダを追加し、ダイアル選局を実装する。→v2.0

・現在、ユーザ設定はPIC内部のEEPROMに収納してるが、これを外部EEPROMに収納する。→v2.0